◆◆◆ 1764 ★ デンキ売りの少女 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2013.5.20.

千住藝術村のKさんと、本日アタシが作った、とある作品について語り合っていた。(驚きのドドイツ風)

そうすると、美女登場。

Kさんは、いつもどおり、店の中に来客を導きいれる。

オジャラ「何しに来たの?」

女「はいっ。電球を売りに」

ここで店を構えて、もう5年になるが、電球を売りに来た子は初めてである。

オジャラ「化粧品じゃないんだ。」

女「はいっ。LED電球です。」

アタシは、球が切れている電球を指して、同じ形状の品があるか聞いたが、カタログには、同じ形状の品は無いのであった。

オジヤラ「買う気マンマンだったのに、無いんじゃ買えないわ。残念ね」

商売というのは難しい。

ウチのデンキは、ダウンライト式になっていて、ソケットが、絵のある方向に自在に照明を当てられるような設計になっているのだが、ダウンライトの長さが長くて、ちょっと問題が起きているのである。

が、無いものは買えない。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

Kさんは、追い討ちをかけるように、彼女が提示した価格が、ネットだと、更に半額ぐらいだよ。

などと、厳しい話をつきつける。

そういうことはあるだろうと思う。

彼女は、ガッカリしながら、アタシの電球への不満をメモし、上司に報告するのだという。

頑張れ、新人さん。

彼女がいなくなってから、「それにしても、大変な研修だね」という話をKさんとシミジミした。

飛び込みで、電球が売れるとは到底思えないというのが、その理由である。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

昨日応募したバイト、応募してから、だいたい一時間ぐらいで返事の電話がきて、早朝勤務のため、夫と相談したいと言って、電話を切った。

そんでもって、昨日、夫と相談したら、粥屋の話もあるし、午後に絵を描きたいというアタシの夢もあるので、行ってもいいといってくれた。

ありがとう。

と言う理由で、朝電話。昼までしか店長さんがいないというので、十時半ごろ履歴書を持って、店に行く。

面接はすぐに終わりますと、店長さんは言い、なにやら、面接シート的な品に、イロイロと書いている間にアタシの履歴書を見る。

販売師ってナンですかとか、バリ島に行ってたんですか。

このような職種の経験はありますか。

食品衛生責任者の資格を持っているんですか。

などという質問をされる。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

そうして、早朝週3日の勤務であるが、何も無いよりはいいし、とりあえず、飲食店の現場の経験値や、清潔状況などを勉強したい。

履歴書にも、お粥店を開店したいので、勉強したいと、一言添える。

店長さんも、ウンと頷く。とりあえず、早朝勤務は長いこと不在で、困っていたのだと思う。

近所でも、粥店開店の話の相談をしてみる。

どの人も年寄りで、好感度はヨイ。

ママ「粥ねぇ。食べたいと思っても、売ってないよね。M庵の粥なんて、結構高いよ」

オジャラ「あ゛ー、あそこの、マズイよね。」

という会話。

なのよ。

少し高くても、旨い粥でいくのか、そこは、良心価格で多売にするのか、迷うわぁ。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

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