◆◆◆ 1722 ★ 展覧会を巡回する−3 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2012.9.23.

夕方、帰宅の電車に乗っていると、さっちゃんから電話がある。

ヨコビで開かれている

ナラヨシトモさんの展覧会が、明日最終日なのだという。

ので、今日行くことにする。

あいにくの豪雨。日曜で、本来であればギャラリーを空けるべき日ですが、ナラヨシトモも見ないわけにはゆかないので、今日来た方は、ごめんなさい。

青森現代美術館以来の展示ということになるのか。

青森では、テレビ映像を見ただけであったが、今回は、新作が大量に並んでいて見ごたえがあった。

特に、今までFRP的なプラスチックで作っていたような記憶があった塑像が、ブロンズ像となっていて、儲かっている作家は、材料に糸目をつけずにいられていいなあと思わずにはいられなかった。

アタシも早く売らなくちゃ。笑。

ダンボールに描かれた色鉛筆の絵も、ダンボールが新品っぽくって笑った。

最低でもハーネミューレや、アルシュ、もしくは、日本のその筋の紙に描いて欲しい。

そう思うアタシは、頭が古いのかなとか思いながらも、先々の絵の将来を考えれば、そうするべきなのだと思う。

そうして、あの絵は一体いくらなんだろうね、などとさっちゃんと盛り上がる。

常設のコーナーには、長年かけて集めてきた、ヨコビのコレクションが丁寧に並んでいて、いつも、頑張っていると思わされる。

アタシが模写したピカソの絵と、奈良さんの絵が並んでいて驚いた。

あはは、この絵は、いつ見てもカワイイ。

どこに行ったのか、もう、永遠に見つからないかもしれないという、絶望的な気持ちになりながら、見つけたら、また飾ろうと思うのであった。

(アトリエのどっかにはあるはずです。キッパリ)

それにしても、顔の絵ばっかりだったよなあ。

見ても見ても顔の絵で、どの絵も同じに見えてきた。

本人も、苦しいだろう。

アタシはそう思った。

それでも、描かないよりは、描くべきだろうと思う。

画家というのは、そういう職業なのである。

試行錯誤の作品などは、きっと公開していないだけで、そういうチャレンジもきっとしているに違いないと思ったり、新しい塑像や何かは、そういう傾向だとみえる。

箱の部屋に展示されていた陶芸の作品なんかも、カワイイなあと思ったり。

そのあと、焼肉店でランチを堪能し、のんびりとした時間が流れた。

ヨイ一日であった。

さっちゃん、誘ってくださってありがとうございました。

おじゃら画廊

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