◆◆◆ 1716 ★ 高橋智隆 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2012.8.14.

今日は、高橋智隆さんの番組を見る。

東京大学准教授。

東大 先端科学技術研究センター。

ロボットを部品から構想まで全部作るというアーティストであり、工学者の高橋さん。

うっひょー。

なんかクール。

たけしさんが、女性関係について尋ねると「今は一人がいいです」

という回答。

ロボット作りの方が、女と食事をするよりも、楽しいに決まっている。

アタシには解る。

精神医学の、心のケアをするときに、アタシは、「考えて何とかなるものか、そうでないものかを判断しろ」

と教わった。

「考えて何とかなるもの」

というのは、ロボット開発みたいなね、この動きをどうすれば、手に入れられるのか。

みたいな話。どれだけ悩んで疲れたって構わない。考え続けるべきなのである。

対極の、

「考えて何ともならないもの」

それは、他人とも係わりがあることで、自分の力が及ばない部分。

そんなもの、考えても何ともならない。

原子力の話もそう。

考えたからといって、何も変えられないし、不安が大きくなるだけなのだ。

お金が無いから引っ越すこともできないし、人はいつかは死ぬわけで、今、食べようとしている食品が安全かとか、住んでる場所が安全かなど、考えても仕方が無い。

だから、アタシは、『そういうことは考えないということができる』スキルを持っている。そういうことになる。

高橋さんは、フツウに大学を出て、文学部だったため、釣りとかナントカサークルで楽しく過ごしたため、就職活動に失敗したのだそう。

そうして、小さい頃からの夢だったロボット作りをしたいって考えて、一年間猛勉強をして、京大の工学部に再入学したのだとか。

そのあと、勉強を重ね、卒業後も、たった一人でロボットを作り続けているのだそう。

ひゅー。

インテリジェンスを感じるアートだわぁ。

アタシは、自分の、なんの感動も与えない作品のことを思い浮かべ、狂気さえ感じる彼の作品との違いに平伏すのである。

彼ほどの人は、世界にたった一人なのだ。気にすることは無い。

高橋さんの作品は、また、テレビで見ることが出来るに決まっているので、そこは安心である。

楽しみにしています。

はぁ。

アタシの作品が、世の中に何か役立つ日が来るのだろうか。

アンパンマン的な、ソフトな関わりかただってあるだろうし、アタシにはアタシにだけできることもあると思うことにする。

そうしないと、次の作品が作れないからである。

まあ、この辺の図太さというか、気持ちを切り替え前に進む力というのが強くないと、作品作りというのは出来ないものである。

たけしさんの番組で、奈良さんが、バルーンの作家さんの作品を見て、「彼は、バルーンという材料からぬけだして、何か、もっと(強靭な)作品を作って残したいと思ったときに、何かが変わるでしょうね。」

と言い、宮田芸大学長が

「私もまだ(自分の決めた材料)金属から抜け出られてません。なかなか難しいことなんですよ」

と話されたのが印象的であった。

アタシは、そのバルーンの作家を見て、やっぱり、作っている過程の映像などと込みの、映像作品として残すのが一番いいと思う。

写真集を作るのもいい。

彼は、ヤケになって、風船で地下鉄の車両をイッパイにしたことがあったのだそうだ。

そうしたら、乗ってくる人の顔が、皆輝いたのだそう。そのことが忘れられず、まだバルーンアートを作りつづけていると話してくれた。

そう、見た人皆の顔が輝くなんて、なんて素晴らしいんだろう。

アタシはそう思う。

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