◆◆◆ 1706 ★ ココロの開き方 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2012.7.19.

ココロというのは、なかなか開かれない。

そう、はじめから、感情表現がヘタクソな人もいる。

ガンコでヘンクツという人もいる。

カウンセリングのガッコに行って、同じ話を聞いたからといって、アタシのように、実際に、聞いた話を実践できるという人だって少ないに違いない。

そこは、自力で乗り越えるべき壁ということになる。

もしくは、それが自分の精神を磨くという行為そのものなのだ。

アタシは、他を否定しないと、自己肯定できない人との折り合いが特に悪い。

ネガティブな人は、アタシのポジティブさは、余りにも精神構造が違いすぎ、受け入れることができないからである。

こういう精神力を保てるようになったのには、自分なりには苦労して、乗り越えてきたという気持ちではあるが、もともと楽観的な性格だったこともあるにはある。

人生の優先順位として、人を否定するよりも、もっとしなければならないことが出来たというのが、最も良い結果を導き出してくれたと思う。

そんな、考えても仕方がないことを考えている時間があったら、絵でも描こう。

いつもそう考えて、絵を描けば、絵だけは、かすかに上手くなるからである。

よい結果を出す日が来るという未来だけが、かすかな光を差し込んでくれ、私の心の支えである。

私は、ここまで書いて、そういう、かすかな光を心の中に持てた自分は幸せだと、また、幸せをかみ締める。

ああ、ポジティブ。

「どうしたら、オジャラさんのようになれるんですかぁ」

と聞かれることもある。

あはは。

目標を大きく持つことかしらね。

「世界的な画家になる。」

ちょっと大きすぎたかしらん。

一発あたるまで、頑張るわ。

というように、私には、いつだって、雑巾の話などに気を留めている時間はないのだ。

ただ、雑巾で病気になってしまったSさんは、ホントウについてないなと思う。

でもね、アタシは、助言はしない。

なぜなら、自分にも悪いところがあるという、自己受容と、それを改善したいという問題意識が、本人からわいてこないと、性格改善はできないからである。

そういうときが来たときには、良いカウンセラー(良い助言者)にあたることができれば、問題は、短時間で改善され、性格改革ができる。そういうことになる。

それは、自分の絵が良いと思っている間は、絵が良くならないのと同じ話。

自分の絵のどこが悪いのかに、客観的に気づき、

もっとイイ絵になりたい、そのためには、今の自分を改善しなくては。クロッキーやスケッチを重ねて、有名な絵も沢山見て歩いて、絵の勉強をもっとして、自分を高めなければ。

そこに気づいたときに、ホンモノの画家になる。

そうして、絵の道がやっと開かれるのだ。

という話は前にも書いた。

人生だって同じことである。

ヤナセタカシ先生は、「人間が短気になり、我慢ができなくなり、キレやすくなった。そのことに危惧を抱く」

という話をされた。アタシは全くその通りだと思った。

これから先ココロの問題は、ますます深刻になる。

それは、乗り越え方が分からないまま、ドクターに、病気と診断され、人生を中断させられてしまう人が、増えているからである。

何故、そうなってしまったのか。

ドクターは、問題を抱えた人の話など、聞きたくはないから、クスリだけだして、様子を見るというのを繰り返すだけであり、問題は、更に深刻させているのである。

自分で乗り越えようという気持ちになったら、カウンセリングの本を三冊ぐらい読まれるといいと思います。

自律神経訓練法という類の本は、気持ちや感情のコントロールの仕方が書いてある場合がおおく、問題を改善したいという意識が高い人には有効です。

アタシは、Sさんが、絵を描く人だったことで、多少の安堵をしている。

絵を描くという行為は、ココロを平静に保つ場合が多いからであり、何もかもから開放された、自由な時間だからである。

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.