◆◆◆ 1609 ★ 東北地方太平洋沖地震  ◆◆◆

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インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2011.3.11. 更新

大きな地震が起きた。

10日の日、長い揺れがあり、どこかで地震が起きたね、なんて話していた。

11日の二時30頃、アタシは、北沢好人さんと、カタクラ薬局に絵を取りにいく途中だった。

勝楽堂病院の駐車場の前あたりで、グラリときて、

北沢さんは、生業が小鳥店のため、金魚が水槽から飛び出ていないか、慌てて帰って確認をするということになる。

アタシは、カタクラさんまであと少しのところにいたので、絵を引きとって、ギャラリーに引き返す。

今日は、北沢さんの奥さんのキミコさんが留守番をしてくださっていて、もう一人のお友達と、ギャラリーに缶詰になっていた。

オジャラ「怪我なかった?」

キミ「イロイロ落ちてきたよ」

オジャラ「ある程度、覚悟はしているよ。ここにある限り、仕方ない」

お気に入りのハヤミさんのイチゴちゃんが、両足複雑骨折。

アタシの天使も、棚から転げ落ちていたけど、壊れたりはしていなかった。

仕方ない。

ギャラリーがこれぐらいの被害ってことは、アトリエはグチャグチャだろうな。

もう少し、ゆれが収まったら行くことにしよう。

キミちゃんと、お友達は、五反野というところに住んでいる。

しばらく、みんなでアタシが絵を描く時間を眺めていたけど、電車という電車がストップしたので、みんな歩いているというニュースをきいて、暗くならないうちに帰ったほうがいいよと帰宅を促す。

4時ごろにも、そう勧めたんだけど、今帰っても怖いからといって、彼女たちは帰らなかったのだ。

そのあと、図書館に行こうとしていたY田さんが、図書館は休みだったという話をしにきて、それから、一旦お店と自宅の様子を見に帰った北沢さんが、もう一度ギャラリーにキミちゃんを迎えに来た。

バスできたんだけど、ノロノロだという話。

歩いて帰ったほうが早いよと伝え、Y田さんも、北沢さんも、暗闇に消えて行った。

金曜の夜は、電車のほとんどが停止し、夜に、東京メトロなどが復旧したけど、JRは不通のまま。

帰宅困難な方のニュースで、テレビは溢れていた。

でも、悲劇は、こんなもんではなかった。

地震は立て続けに起こり、町ごと津波にながされたり、電車ごと津波にさらわれたりするニュースばかりが流れている。

福島の原発は、冷却装置が故障。

すぐに冷やさないと、予想のつかない事態になると、アタシは直感した。

この手の話は、とにかく、やれる対策をとらなければならない。

人間の手におえる装置ではない。

とにかく、人力で冷やし、次の冷却装置が到着するまで冷やし続ける。多少の被害は覚悟の上。

それぐらい、急を要する危機的状態だと感じた。

それがまあ、決断のなんと遅いことか。

原発に対する知識がないのは仕方が無いが、現場に従うことも出来ないのかと思うと気絶しそうになる。

千葉にあるコスモ石油のLPGのコンビナートも炎上。

燃え尽きるまで、鎮火できないと、直感的に感じた。

危機管理能力というのは、そういう類の専門情報の蓄積なのだ。

地震はくるくると言われていたけど、二次災害がここまで深刻だというのは、どの人も想定外だったと思う。

電力供給が制限されるため、電車も遠方から都心へくる便が不通。

アタシみたいに、都心から都心に何分か移動するだけだって大変だっていうのに。

この先、日本がどうなるのか心配。

スーパーやコンビニの弁当などは完売しているらしい。

今日(14日)は、あるもので過ごそうと思う。

2011.3.14. 更新

今日は、バイトの日だったけど、停電予定のため、電車のほとんどが正常に動いていないという理由から、お客様も来ないだろうという流れで、バイトはお休みになった。

新しいパソコンを買っていたので、古いパソコンのデータを取り出したり、メールの整理をしたりして一日が終わる。

被災者や、被災地にアタシができることは何かあるだろうか。

何もできないのだと思うと、情けなくなった。

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