◆◆◆ 1597 ★ アイ・エム・プレス 博物館  ◆◆◆

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2010.11.9. 更新

月刊誌、アイ・エム・プレスさんのカバーイラストを担当するようになったのは、2002年だったと思うけど。2003年だったかも。

どうだったかな。

2002年の7月に、電子画集「ぶうげんびりあ」と、「素描」を出版してから、そのCD版を、仲良しの、アイ・エム・プレスの出版責任者の方にお贈りしたというのが、そもそもの始まりだった。

ので、2003年の1月からだったかもしれないな。

となると、8年ということになるけど、もう、10年ぐらい作っているような気がしている。汗。

それにしても、よく引き受けたよな。

バリ島に住んでいたのにね。

最初は、絵の扱いが前面に来ていたので、もうすこし、イラストらしいカバーだったけど、だんだん、絵の扱いは小さくなってきて、それはそれで、雑誌の方針だからしかたがないんだけどね。

絵としては、物足りないかなと思う。

どちらかといえば、カット的な要素。

というか、こんなに下手なのに、よく頼んできたよな。

アタシの、イラストレーターとしての初仕事は、雑誌のカバーイラストということになり、これほど恵まれている人間もいないと思わされる。

運のよさというよりは、応援してあげようという人が身近に存在したということだろうと思う。

2010年11月の8日から4日間、雑誌社の月刊 アイ・エム・プレスさんが、ビルの空きスペースを利用して、過去に出版した雑誌を展示することになり、アタシのカバーイラストの原画を貸して欲しいという流れになる。

気軽に引き受けたものの、カバー用のイラストは、(ボツも含めて)大量にあり、(だいたいは、表紙イラストとして、まとめてファイルしていたのだけど)エッセイの連載に使っているメモ書きのようなカットなどは、あちらこちらに収納してあって、探すのに苦戦した。

最近と、最初の三年ぐらいはCGの作品で、原画は線画になってしまいパっとしない。

途中、何年かは、手書きのイラストだったので、見栄えのする手書きは、机の上に並べ、それ以外は、ファイルで展示して見たい人は見れるようにしようと思う。

表紙のイラストを10年というと、それなりに見ごたえがあり、どの絵にも思い出がある。

最初は、何がなんだか解らないまま頼まれたので、作るという感じだったけど、日本に帰国して、真鍋博さんや、ウノアキラさん、ヤマモトヨーコさん、谷内六郎さんなんかのイラストに学び、表紙のイラストとは、こんなにも幅が広く、夢に溢れたものなのだと思わされた。

いつまでたっても上手くならない稚拙なイラストに、いらついたりもする。

原画の販売は致しませんので、安心してごらんください。笑。

行くのは面倒だけど、電子イラスト集なら見てやってもいいという方、

こちらをごらんください。PDF版で、初期の作品から2005年ごろの分まで収録してあります。

http://www.ojara.sakura.ne.jp/mybooks/011illust/book.pdf

とりあえず、パソコンのバックアップと、CGの整理もしよう。

パソコンで作ったイラストというのは、パソコンが壊れると消えてしまうからである。

私は、この博物館に最終日にお邪魔した。写真家の本多さんが撮影したポートレートも展示されており、なかなかの風景であった。

まあ、真鍋博さんのイラスト原画展と比較すると、大きく見劣りするけど、それは仕方が無い。

谷内六郎さんのイラストもしかり。

イラストの原画というのは、手放してはいけないと思わされる。

ある程度のまとまりがないと、展示が楽しくないし、売れるとすると、良い絵ばかり手を離れることになり、悪い絵ばかり、売れ残りの展示ということでは、集客ができない。

そうして、イラストはカラーインクで描いていることも多いので、展示すると退色して嫌だなあと、内心思ったりもする。

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