◆◆◆ 1553 ★ 区展搬入日  ◆◆◆

2010.6.20. 更新

今年は、絵を描いていないので、出すのをどうしようか悩む。

出品料が2500円に値上がりしたこともあり、どうするか悩む。

以前は、書道と写真にも出していたが、節約のため、洋画と彫刻だけにする。

書道は、展示できる状態にするためには、かなりお金をかけないとならないことが理解できたし、写真は、大きく引き伸ばすだけでも4000円近くかかってしまうからである。

出品作品を、どれにするのか悩むが、旧作の油彩を出すことにする。

今年は、応募点数が少なかったので、ゆったりと展示され、贅沢な展覧会となった。

値上げしたぶん、参加者が減ったのかもしれない。

悪循環というやつだ。

留守番の作家さんがギャラリーにきてくれたため、13時すぎに、マルイに搬入に行き、展覧会の設営を手伝ってくる。

今年は、シルバーさんを頼まなかったので、集まっていたスタッフの人がそれぞれに設営を手伝ってくれた。

高齢化により、力仕事ができる人が少ないというのが最大の悩みだよなあ。

去年から、彫刻部門は、委託というレターが区の文化課から届くので、その申し込み用紙を利用して、申し込みをする。

彫刻部門は、出品者が少ないからね。汗。

先生方は、どの先生の作品も素晴らしく、コンテンボラリーも入っている方も何人もいる。

まあ、そうなるのは必然だと思うし、他のセンセイ方も、アタシの作品もそうなのだと気づいている。

そういうことになる。

作品からは、オーラというものが、勝手にでてきてしまうものなのだ。であるからして、作品の前に立てば、そのオーラに気づき、見る人は、引き込まれる。

そういうことになる。

見る人をどの程度引き込めるのかが、作家の力ということになる。

今回出したのは右の作品。

それから、ニーナ。

ニーナは、傘の骨を利用した台に乗せてみた。

あの台はカワイイ。

自由自在に形を変えられるし、色もついている。

しかも、よーくみないと、なんで作られているのか解らない。

彫刻のセンセイ方は、どの先生も、有名画壇でご活躍という作風で、いつも勉強になる。

画廊のことも気にしてくださるのだが、

「ああ、画廊は道楽です。ずっと持ち出しで、、、」

と答える。

別に、画廊業をやりたかったわけではない。

画廊のほうが、メディアへの露出が増やせるという、物理的な問題で画廊を開いたというムードで、そういう意味では、かなり効果は出ている。

アート業界というのは狭い。狭い中で、どうやって知名度をあげるのか。作品を見てもらえるチャンスを増やすのかというのが、画力をあげるのと一緒にしなければならない画業のうちの一つということになる。

画壇なんかに出すだけでも、一気に知人を増やせるというのにも驚いた。

足立区展であっても、区内の作家先生と何人も知り合いになれた。

一年に、2500円の会費と思えば高くない。

しかも、ギャラリーからマルイまでは徒歩2分だからね。

展示会場から、アタシほど近い作家もいないと思う。

先ほども、書道の先生から、参加作家のリスト作りを手伝って欲しいという電話がはいる。

リストねぇ。

うーむ。

ノートパソコンがあれば、その場で作るんだけどね。

おじゃら画廊

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