◆◆◆ 1542 ★ ほがらか アラ団に襲撃さる  ◆◆◆

2010.5.27. 更新

「おじゃらさんご無沙汰でーす。」

といいながら、ヒゲ系と、そのお友達が入ってくる。

誰だっけなあ。

この感じだと、きっと、ウチに来たことがあるに違いない、、、、。

まあ、そのうちに思い出す可能性もある。

NPO系の「アラ団」オジサマ達は、何人も来るため、最近は識別が難しくなっている。

(アラ団とは、アラウンド団塊の世代の略語。)

さすがに、作家さんと作品とセットとかだと覚えるんだけどさ、アラ団のオジサマたちの場合、職業などを聞いたところで、(個人的優先順位が低いため)ほとんど忘れてしまうので、最近は聞かないし、、、、、。

でもまあ、先方は、何がしかの用事がアタシにあるから、画廊に来ている可能性がある。

ヒマつぶしということもある。

アラ団は、帝京大学がスタートした話について、

「おじゃらさんの見解を聞かせてください。」

オジャラ「アタシの見解聞いてどうするんですか?笑」

的な会話。

世の中には、イロイロな人がいるよなあ。

オジャラ「アタシ、学生、一人も見たこと無いんですよね。4月から開校しているんですよね」

アラ団「ああ、なんでも、(千住を通らず)バスで町屋に出るらしいですよ」

オジャラ「・・・・」

意味ない誘致だったわね。

千住の町中が若人で若返るという映像は、絵に描いたモチという話になる。

そういえば、大学までのバスがどの道(商店街)を通るのかで、モメているとかいう話を聞いたことがあるけどなあ。

モメたまま、未解決で、新路線もできてないのかしらね。汗。

問題解決能力のレベルによっては、可能性はある。

どの商店街もゆずりそうにない。

とりあえず、北千住駅 → 大学までのバスを3路線ぐらい作るべきだよね。うん。

あとで、採算路線だけ残せばいい。

第三セクター運営は、バス代が高すぎるからなあ。意味ねぇ。

大学生は乗り降り自由ぐらいのサービス作らないとね。

ああ、定期ならそうなるわけだけど、、、、。

谷根千ぐるっとバスなんて100円なんだよ。この値段の違いはなによ。

ここで、アタシが考えていても仕方が無い。

アラ団「オジャラさんはどう考えますか?」

オジャラ「駅作るしかないわよね。

大師線みたいな単線とか、地下鉄の私線とか、道路の上(モノレール)とか、地下とかさ。駅作れば、物すごい来る人増えるけどね。トロッコ列車みたいなの、ないのかしらね」

アラ団「物凄い金かかりますよ」

まあ、資金的にムリということなら、活性化もありえない。

こんなに不景気なのだから、雇用の拡充もかねて、町の活性化もすればいいと思う。

あと、オバケエントツの25分の一ぐらいの模型作って、跡地に展示とかね。

区内にも、それぐらいの造形作家いるだろう。

大学というのは、観光地ではない。

であるからして、学生以外は利用しないので、学生の消費以上のものは見込めない。

バスで町屋に行かれてしまっているというのは、もう、負けているに等しい。

千住の、駅から離れた場所を活性化させるのには、駅をつくるのか、遠くても行きたいという観光スポットを点在させるしかない。

そのあと、地口あんどんの話になる。

千住の地口あんどんについて、アタシは、かなり詳しい。

例えば、絵は誰が描いていて、枠は誰がどのように作っているのか。

とかね、

地口の絵のマニュアルだとか、描き順、絵画としてはどう考えればよいのか、しかも、販売価格や絵の価格まで知っているのだ。

であるからして、アラ団のみなさまと、あんどんの製作方法や、絵の技法についてカンタンに学習し、

そのあと、どんな展開が見込めるかという話になる。

●地口という、しゃれ文字(当時としては洒落ていたらしいが、現在では意味不明)を現代的にできないのか

●自分で、絵を描いたりできないのか。

●気の利いた地口をうまい人に描いてもらえないのか。

などという問題提起がされ、

どこで集客し、どうやって収益につなげるのかという話をしていると、、、、、。

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