◆◆◆ 1537 ★ 雑誌の取材を受ける-2  ◆◆◆

2010.5.25. 更新

取材は、ライターさん、カメラマンさんの女性二名と、編集の方が一名の三名で行われた。

うわっ。大取材。

ライター「コンテンポラリーアートって、何ですか?」

オジャラ「ああ、なんだか、よく分からないって、モヤモヤする作品のことよ」

ライター「ああ」

オジャラ「こっちはさ、見る人がなんだかよく分からないっていう作品を、あえて作ってるわけ。だからね、アナタが、よく分からないって思ったら、アナタの負けなのよ」

ライター「ああ」

編集の方は、二階に展示してある、ザ・シーリングのパクリ作品(オノ・ヨーコさんの作品の擬似体験ができる)を見て爆笑。

有名な作品でさえ、こんなにモヤモヤするんだからさ。

えっ、これってアートなの?みたいなね。

更に笑いを追加。

それは、アタシの、創作の意思(方向性)だと思う。

オジャラ「アタシはね、芸術っていうのは、(皆さんが思っているよりも)もっと楽しいものだって思ってる。」

皆さん、うなずいて、箱の蓋を開けたりして、ギョっとして、そっと閉じたりもする。

オジャラ「でもまあ、廃材を使っているからね、こういう作品は売れないのよね。」

ライター「後ろの作品も、描かれたんですよね」

オジャラ「ああ、バラの花はよく売れたわ。だんだん飽きてきてさ、バラの花瓶に顔を書いたのよ。

そうするとね、今度は、違う筋の人が、顔の方を買っていくわけ。

ところがさ、だんだん作品がこうなってきちゃってさ。こうなると、もう売れないんだよね。でも、薔薇に戻るってこともできないわけ。」

とかいう話が10分。

そうして、こんな話で、記事が書けるのか、アタシには全く予想がつかなかったが、取材というか、作品の説明は無事に終わる。

うーむ。

編集の方は、帰られるときに、

「あー、楽しかった」

と話されていたので、よほど楽しかったんだろう。

オジャラ「コンテンポラリーアートの見方がね、ちょっと分かると、現代美術館なんかも、物凄く楽しくなると思うよ」

そういうと、カメラマンさんも、

「そうですよねー。うんうん」

などと大いに納得し、今度、現代美術館に行こうというムード。

オジャラ 「1階の猫の作品は撮影しないんですか?作者さんたちの許可はとってありますけど」

なんとなく、直接許可を取れない作品の掲載はしないムード。イロイロと、過去、問題が起きているんだと思う。

有名雑誌だから、著作物に関しては、物凄い気を遣っている感じで、アタシも、自分の雑誌ではないので、それ以上はお願いできないのよね。

ライターさんは、にゃんこ展の風景も撮影したいと話されていたんだけど、、、、。

せっかく、返却を2週間も遅らせたというのに、残念でした。楽しみにしてくださっていた皆さん、ご期待に添えなくて申し訳なかったです。

昨日、夜遅くまで設営したんだけどね。

ということで、散歩の達人

2010年5月21日発売号に掲載されました。

11Pの右上、4行ぐらいの記事ですが、ヨイ場所に記事を置いてくださりありがとうございました。

みなさん、見たよとか、買ったよとか話してくださいます。

本人は、顔はやっぱ、やめたほうがヨカッタよなと後悔でイッパイですが、印刷されてしまったものは仕方がありません。

手に持っているのは、「赤いちくわと緑のちくわ」という作品です。

何で作ったかわかった方には1個差し上げています。

わからないんだけどね。たはは。

不毛な作品だわぁ。

おじゃら画廊

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