◆◆◆ 1491 ★ 千葉佐那研究会のパンフレット  ◆◆◆

2010.2.1 更新

年末から手がけていたパンフレットトがやっと刷り上ってきた。

千葉佐那研究会という所の依頼である。

詳しくご覧になりたい方は、こちらをどうぞ

会を立ち上げられたばかりで、イロイロな調整に随分とココロを砕かれていた。

アタシは特には急いでいなかったのだがそれにしたって、調整に時間がかかりすぎ。

ギリギリ必要な日に刷り上って間に合ってヨカッタよ。

五色桜のときもそうだったけど、アタシが趣旨を伺い勝手に内容変更という恐ろしい世界。

まあ、結果よければ全てヨシ。

グラフィックデザインというのは、デザインがいいとか、文字間が揃っているという話だけでなく、やっぱ、内容がいいかどうかだよなあ。汗。

イロイロなデザイナーさんがいるけど、文までは普通仕事に入らないもんね。

ローカルというのは、その点なんでもやらなくてはならないってことなのかも。

右の佐那ちゃんの絵は、実は二枚目。

もう一枚は、次回のパンフレットになるので、そのときまでは公開しない可能性があります。

小さいスペースにあんなにイロイロと盛り込んだのは初めてだよ。

原画は両方売れてしまったので、研究会の会場で展示されているかもしれないです。

カラーインクなので、退色するかもしれないから、特に販売はする予定じゃないと、一応断ったんだけど、まあ、そんなに高くもないというお値段なので、身近な場所に飾るって話されてました。

作品の恒久性については考えさせられますね。

なかなか、自分の特徴を出すというのと、同じ場所にないというのがね。

ミロの作品なんて、ほとんどが壊れてしまったという話です。

ホトンドが壊れちゃうって、ダメだろう。それは。

という評価。

その点、版画なんかは、ちゃんとした版画紙に刷っていれば、それなりに耐久性はあるもんね。

この前、千住にモヤモヤサマーズがきて、まちかど美術館の仮面君の作品を何分か撮影したらしいんだよね。

一秒も映ってなかったけどさ。

まあ、仕方が無い。

いえの周りにイラストを貼り付けているおばあちゃんが取材されていた。

あれはあれで、バングミのテイストには良くあっていたと思う。

アタシは、銀座のギャラリー巡りを取りやめて帰ってきたりしないでヨカッタと、ココロからホっとしている。

テレビというのは、撮影時間は物凄く長いけど、全く映らないってこともあるしね。

もっと、ヨイ話があれば、そこしか映らない。

最低でも、前の日ぐらいに連絡があればね、予定の変更もできたけど、もう、電車に乗っているのに、これから撮影があるからすぐに来てとか言われてもね。ムリ。

映るべきときには、映ることになるのだから、別に慌てる必要もない。

作品がよければ、チャンスというものは必ず巡ってくる。

別にテレビに映らなかったからといって、作品が悪いということでもない。

鑑賞というものは奥深く、取材した側が受け入れられない作風というものは、世に発表されることもない。

そういえば、石原慎太郎が、カルティエ財団のコレクションが現代美術館にきたときに、「ヒドイ作品だ。いったいいくらかけて呼んだんだ」

のような罵声を浴びせていたことがあり、アート関係者は、どの人も、石原が作品のことを理解していないという話をブログに書いていた。

あのときは笑ったよなあ。

展示は、国立新美術館にしておけばヨカッタんだよなあ。

たはは。

まあ、現代美術館としての筋は通っているけどね。

それに、あそこは、最近は、どの展示も人が沢山来ているというキモチになる。

ファン層は、確実に増えているのだ。

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