◆◆◆ 1450 ★ 2009年を振り返って  ◆◆◆

2009.11.26 更新

今年も、そんな話を書く季節になってしまった。

今年一番の出来事は、悲願のLA OJARA出版。

アタシが、最初の電子本、「ぶうげんびりあ」を出版したのが2002年なので、なんと、7年も経ってやっと紙の本を出すという夢が実現したことになる。

夢というのは、叶う日が来ることもあるということになる。

諦めてはいけない。

LA OJARAの説得力は、作品以上である。

これを見せると、「趣味の人はいいわねぇ」とは誰も言わなくなった。

よくよく読んでくださり、画廊にまた来てくださって、絵の話で盛り上がる。作品そのものや、アート活動、現代作品の伝道という機能を持っている。

先日、新聞に掲載されたという話も、実はスゴイニュースである。

みんな、切り取って、そのほかの人に見せて回るという実態。

驚くわ。

次のニュースは、まちかど美術館の地図作り。

この地図は、本当に力を入れて作った作品であり、多くの人が、手にした途端に地図を開き、長いこと引き込まれているという魔法をあちらこちらで見ることになる。

1つ、形になったものができたという事実が素晴らしい。

このおかげで、次の仕事の打診などもきたし。

そんなこんなで、悲願のLA OJARAは、価格以上の価値を産み出しつつあり、アタシは満足だ。

印刷物というのには、そういう魔法があるってことになる。

そのほかは、パっとしない一年であった。

こんなに不景気になってしまうということは、驚きである。

アタシは、主婦だからさ、作品の販売が思うようにいかないからといって、タタキ売る必要もない。

絵の収益が生活の支えになっている人は、ホントウに大変な時代になってしまったと思わないわけには行かない。

バイトもクビになってしまったしね。笑。

ま、高額時給の上に、WEBの作成のスキルを、会社の人に伝授したので、仕方が無いといえば、仕方が無い。

自分でできることは、自分ですべきだと、アタシは、いつも思っている。

そのためのスキルを教えることで、自分の仕事がなくなるとしても、それは、教える方向なのがアタシの性格ということになる。

イイヒトだからねぇ。笑。

歳末アートフェアの搬入があり、忙しかった。

作家さんが6人ぐらい来ると、もう、圧倒的に混雑したムード。

そのほか、全く関係ない用事の人がきたりもするので、忙しさというのは、更に増してしまう。

初日は初日でお留守番の人が3人もいるというのに、アタシに用があるという人多数。

信じがたい。

なので、留守番4人だけでも、ギャラリーは満員。そのほか、ラフ・ストーンの主催の方や、絵画購入の相談(人の絵)などを聞いていたら、夕方になってしまう。

げげげ。

人生ってはかないわね。

おじゃら画廊

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