◆◆◆ 1438 ★ 小さい仕事を引き受ける  ◆◆◆

2009.11.9 更新

知人が、都展に入選したので、ポストカードと名刺に絵を入れたやつを作って欲しいという話がくる。

金あるよね。笑。

100号を二枚描いたのだそうだ。

75歳。今回から、雅号を津軽すみれとし、名刺やポストカードも作り直しになる。

すごいよな。

津軽すみれだもんな。

去年50号で出品したら、展示会場の隅の上の方に飾られたことに腹を立て、100号二枚に挑んだのだという。

絵を描く動機もスゴイけどね。

まあ、その、パワーっていうか、勝負根性というのは、絵には最も必要な部゙分なのかもしれない。

アタシは、そういうの無いからなあ。

今日は、都展を見に行ってきた。

まあ、並んでいる作品は、同レベル。有名公募と比較すると、著しくやさしい絵が並ぶ。

別に、絵がキモチワルイからとか、書き込んでいるからイイってこととは違う。

100号を2枚出品するのに、仮額のレンタル費用を含めて3万円かかる。

その金が無いんだよね。アタシには。

出品料だって、1点7000円が相場だからね。

展覧会に出品するだけで、4万5000円とかかかるって計算である。

一生ムリって気がしてきた。

画壇って金がかかるのね。

 

明日は、注文があった絵を描くための下塗りをしよう。

やっと、パソコンから開放されるよ。

日記を更新するのも久しぶりだしね。

2011年のカレンダーの絵も、あと10枚描かなくちゃなんないし。

バリ島から帰ってきて、アトリエをスタートした頃は、毎日10時から夕方7時ごろまで絵を描いていたと思うと、

それはそれで、スゴかったよね。

別に、アトリエに行けば、今でも絵は描けるとは思うけど、たいして売れるということでもなく、積みあがってゆく絵がジャマで、絵を描く場所も無い感じ。

まあ、そのほかの、木っ端材とか、そういうものも増えてしまったことも理由だと思う。

最近家にネズミが出るようになり、我が家のハンター?HANAちゃんは、張り切って、屋根裏探訪。

まだ捕まえたこともないんだけど、多少の脅しにはなるはずである。

ホントウにそうなのか?

近所に流れてくる猫という猫に屈服させられ、ケガをする前に腹を出して降伏してしまうという、最弱の猫ではある。

まあ、ナワバリを死守するために、チミドロになっている『トの字』と比較したら、誰にでも負けてしまうという潔さも、ニャン生の道の1つとも思えてくる。

どちらが正しいのかなんて、誰にも解らない。

もともと、グレーがかった色と、パールホワイトのツートンカラーなのだが、白い部゙分が、天井裏の汚れで薄汚れてきてしまっているのが、最大の心の痛みではある。

ニャンコは、そういうことは気にならないらしく、目をキラキラとさせ、物音がする天井裏に飛び込んでゆく。

本能というのは恐ろしいね。

こうなると、ネズミの方が強いんじゃないかという心配までしてしまう親心。

猫の不思議といえば、ちゃんと家に帰ってくるという、地理の把握能力だと思う。

結構遠くまで行ってる感じ。

もし、帰ってこれないとすれば、強い猫に阻まれて、怖くて帰れないという理由もあるらしい。

ウチのニャンコは、遠くには行かないんだけどさ。

オットは、小遣い節約と、ランチタイムにも仕事をするという事情から、最近は、弁当を持たせている。

オットは、白いゴハンを食べないので、最低でも、『さくらごはん』

醤油と酒を入れて、薄茶色に炊き上げるという飯にしなければならず、卵かけゴハン部所属のアタシには、ビミョーに辛いんだけどね。

最近では、さくらごはんに、卵をかけ、そのまま混ぜて食べるという技も習得。

人間の適応能力というのは測り知れない。

おじゃら画廊

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