◆◆◆ 1420 ★ 『ら・おじゃら』が納品される ◆◆◆

2009.9.30 更新

表紙をヨイ紙にしたので、なかなかの出来具合。

1000円払った人はガッカリするかなあと内心思いながらも、アマゾンが4割も取るので仕方がない。

1000冊もあると、とりあえずジャマなので、ご近所の飲み屋に配って歩く。

それから、いつも応援してくださっている、地元の商店の皆さまにも、配って歩く。

原価が110円と聞くと、皆さん、もらっても、悪気がしないみたいで、無料配布物恐るべしって思う。

アタシの場合、ら・おじゃらを見た人の中で、油彩を買いたいって人がでてくれれば、それでいいんだよね。

カタログ通販って、そういうモノだと思う。

少なくとも、アタシの画力がどの程度なのかは、客観的に見ることができると思う。

いつも、ポスター貼らせてくださるタマゴ屋さんにも、お礼に行く。

オジャラ『まだ下手糞ですけど、よかったら、見てください。いつも、ポスター貼って下さってありがとうございます』

とお礼を言うと、タマゴ屋さんは、

『自分の絵に満足したら、作家はそこで終わりだよ。自分の絵は、ずっとヘタだと思ってるほうがいい。』

と言ってくださった。ホント、その通りだと思う。

図録は、透明な袋に入れたのもあるんだけど、配ってあるくのは、圧倒的に、袋に入れないほうがいい感じ。笑。

みんな、その場でめくる。

そうして、周囲の人も一緒に見る。

図録の力というのを思い知った。

最も多い質問は、『これ、全部描いたんですか?』

という内容。

オジャラ『アタシの図録ですからねぇ。全部描いたんですよ。まだ、下手糞で、ホント、すみません。』

どの人も、なんども何度もページをめくり、あちらこちらを眺め回す。

パソコンから離れて、絵が実在するっていうのが素晴らしいよね。

ついでに、まちかど美術館のスポンサーも集めてまわる。

1件3000円で、アートを飾ってくれたり、お店の情報を載せてくださるかどうかを確認。

近所には、同級生が経営しているお店もいくつもあって、皆さん、快く広告にも協力してくれると申し出てくれて、ホントウにありがたい。

まだ、今年は、大きな流れを作れないかもしれないけど、何年か続ければ、話題になる日が来ると思う。

千住は千住で、いいところも沢山ある。

谷中や根津があんなに話題になっているのだから、街の力としては、北千住でもできると思う。

もし、できないのだとすれば、仲が悪いからだ。

街歩きのイベントを見ると、別に、特別な感じでもなかったけどな。

根津では、喫茶店の中とかには入らなかったけど、まあ、想像はつく。

根本的に、ギャラリーの数が違うからなあ。

根津と谷中に、あんなにギャラリーがイッパイあるとはね、イベントに参加するまで知らなかった。画家のアトリエで展示をしているところも数箇所回って、それはそれで、臨場感があった。

一人で回っても楽しかったよなあ。

まあ、国立博物館とか、藝大もリンクの中に入っていて、その力は違うよね。笑。

北千住は、B級グルメで攻略だわっ。

というように、やりようはある。

ギャラリーの留守番というのが、思いのほか拘束されているけれども、まあ、月・火・水休みだし。

バイトはまだ見つからないし。

という状態。

ギャラリーも、もう少し頑張れば、バイトをしなくてもよくなるんだけどね。

定期的な収益があると、楽っちゃ楽なんだよね。

出るお金より、入って来るお金を多くしないと、それは、経営破たんって話だからね。笑。

おじゃら画廊

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