◆◆◆ 1405 ★ ら・おじゃら なかなか進んでいません ◆◆◆

2009.9.14 更新

あれもしよう、これもしようと思っていると、字はどんどん小さくなるし、絵の数は増えてしまう。

A5の冊子などにしなくてヨカッタよ。

というより、こんなに絵を売っていたというのが、自分でも信じられないんだよね。

というか、こんだけ描いていたというか。

ドンだけ描いたのかも忘てしまうって、スゴイ才能だよね。

HPに記録しておいて助かったよ。

HPは、作品の描き始めとか、描き終わりの他、出来上がっていないのもイッパイあって、見づらいからね。

作品集というのは、絵を売るカタログみたいな役割を持つことになる。(というか、ほとんど売れた絵しか掲載されていない。笑。)

今日は、昼過ぎから、この前売れた絵の額をテコ入れし、縁の傷を目立たないようにペイントしたり、アクリル板を入れたりしていると、夕方になってしまう。

人は、ひっきり無しにきて、アタシの絵のことを聞いたりもする。絵は、誰だって、そんなに高くなければ、買いたいものだと思う。

デパートや、ギンザの画廊は、マルが一個多いからね。笑。

そんなに安くする必要もないけど、自力で売るからには、買える値段に設定しなければならない。

菊間雅人さんのお父さんが、10月の展覧会に使う写真を持ってきてくださって、そんでもって、

『おじゃらさん、絵が良くなっているよね。』

という感想。

少し見る目があれば、誰だってそう思う。

画風が進みすぎた感もあるけど、それは、千住での話。

銀座の画廊で並べば、そんなに悪くないはずなのよ。

そうして、この前訪ねた、みゆき画廊にも、人はひっきりなしに入ってきて、ああ、やはり、企画の画廊さんというのは、集客力があると思わされた。

いつまでも、千住でやっているつもりもないけれども、外でやるお金もない。

ウチの両親は、応援している中国人画家の絵が、細密画のため、アタシの絵は、道楽にしか見えないみたい。

まあ、仕方がない。

何年外国で土産物店を冷やかしても、ろくでもない品しか買ってこない父である。

50万円のヒスイの石買う金があったら、アタシが、もっとマシな美術品を買ってあげるのにと、内心思いながら、人の金なので、どうでもいい。

アタシが、画廊で儲けたりしたら、益々金をムダなものに使うんだろうということは解りきっているので、アタシがいつも、金に困っているほうが、両親の人生のためである。

50万円のヒスイだって、ホンモノを見分けられないんだから、ニセって可能性だってあるよなあ。

まあいいかぁ。

買ってしまったことを悔やんでも、返品ができるわけではない。

ここが、美術品であれば、ホンモノであれば、多少目減りしたとしたって、換金できるわけで、その市場の奥深さというのは大違いである。

アタシにしたって、作品集ができれば、どんな絵を描いているのかという臨場感が一気に高まってくる。

今まで、自分の絵を、父や母の友人に見せたりしたことなかったし。

母の友達というのは、みんなキャリアウーマンのため、小遣いもガッポリ、年金もガッポリという間柄。

画集をおもたせすれば、買いたいという人も出てくると思う。

どうせ、薔薇だろうけど。

自分で薔薇の絵を見ても、最近のは、特に力量が上がってきているというオーラ。

そういう薔薇は、とっとと売れてしまうんだけどね。

早く、原稿のチェックを終わらせて、印刷に入らないと。

というか、発注する前に、お金が足りているのかを確認せねば。笑。

相変わらずの自転車操業ぶりではある。

バイトの物色もしているんだけど、DTPができて、WEBの構築までやらせて、時給1600円とか1500円というのは、安すぎないか?

と内心思ったりもする。

画廊で留守番をしていると、どこどこのNPOとかいう人達も何人もやってきて、自分たちの活動についての話をして帰る。

ウチにある、イラストレーターさんの名刺とか、チラシを持ち帰る人も多い。

イベントや、町おこしなどをしようとするときには、何らかのインフォメーションを作らなければならない。

イロイロと人がくるけど、仕事につながったこともないんだよね。笑。

まあいいかぁ。

そのうちに、仕事につながることもあるかもしれないし、他のイラストレーターさんが、仕事を得ているかもしれないもの。

その方が、イイ結果になっていると思う。

アタシの絵は下手だし、デザインも、別に、それほどスゴクいいってことでもない。笑。

安いっていう一点かしらね。仕事は速いからね。

おじゃら画廊

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