◆◆◆ 1402 ★ 図録・ら・おじゃら 原稿完成 ◆◆◆

2009.9.12 更新

鈴木進次さんの展覧会となり、彼が留守番をしているため私には時間ができ、ら・おじゃらは、印刷データがいよいよ完成。

完全な図録ではないが、今まで売れた絵の99パーセントは掲載できていると思う。(売れた作品の掲載は、油彩のみ)

他の作品に関しては、本当に数が多すぎて、しかも、記録もたいしできないので、ムリをしないことにする。

優先順位というのは、人生を司る。

写真も、全ての写真を撮影しなおせたということでもない。

写真に対する意識が、今までは低すぎた。

さすがに、カバーや、コンテンポラリー系の作品は、少し気を遣う。

写真家に撮影できて、アタシにできないはずがない。

実力以上に撮影できるスキルを身につけることができれば、アタシの絵は、今よりももっと売れるはずである。

今まで、数々の展覧会を見て回って、本当に、作家のためになっていると感じたのは、図録の存在についてである。

二科会会友の北沢さんも、古い二科の図録を何冊も下さって、大変勉強させていただいた。

図録というのは、展覧会終了後も、展示をし続けているというのと同じ役割を果たす。

大竹伸郎さんも、噂では、図録出版を伴わなければ、画廊での展示を引き受けないみたいな話を聞いたことがある。

それぐらい、展示の図録が残るというのが、大切な役割を果たしていることを、彼は、身をもって知っているということになる。

私も、今までは、金銭的事情や、一人でどう在庫を管理するのかという事務的な部分で方向を決められず電子書籍のみの出版に留まっていたが、やっと、紙媒体の作品集を出版するという夢が叶ったことになる。

夢っていうか、まあ、現実的に、作家が有名になるために、最低限必要なのは、印刷された図録だということを理解し、電子出版一本から、平行路線に切り替えたという話。

嫌まあ、まだ、印刷するのはこれからだけどさ。

今までは、HPで、創作の順に記録を続けて来ただけだし、ビミョーに、描き始めから、中途の作品もあったりして、見づらい状態が続いていた。

よほどの根気がないと、あのHPは見るのが大変だよね。笑。=このHPのことです。はい。

この前、ビジネス本を見ていて、サイト構築も、もう少し売り路線で作り直すことに決める。

今までは、個人のサイト系で展開してきたんだけど、これだけWEBショップで買い物をする人も増えたのだから、今更、個人サイトにこだわる必要もない。

アタシが最初のホームページ Rica’s Barを開いたのが、1998年頃だからね。

もう10年以上も経っている。

義務教育の、小学校 6年、中学校3年を卒業し、高校生になった気分。

オトナね。

WEBサーバーを1つに集約したからね。

ビミョーにSEO効率が落ちている感じ。

いいんだけどさ。

トップに来ないってこともないし。

みんな、ギャラリーステーションの貸画廊情報の一覧に、ウチの画廊が載っているという話をするので、よほど、そこから流れてきているんだろう。

6万円も払ったんだから当たり前。

というように、世の中金次第。

バーコードも取ったし、あとは、アマゾンのイータク販売にするのか、マーケティングプレイスでボチボチ売るのか考えなければならない。

SEO的には、イータクにしたいよな。

毎年9000円も支出があって、本が1冊ぐらいしか売れなかったら、赤字だよね。汗。

よくよく考えないと。

この本が出版されたら、また、ガンガン描くよ。

絵を描くのが私の仕事なのだ。

などと、カッコよく書いたからね。笑。

そうして、やっぱ、文もいくらでも書けて、それは、日々、しゃぼんだまあおいそらで鍛えているからなんだけどさ、両方作れないと、実は、有名になれないんだよね。

正確には、有名になった画家を分析すると、絵だけでなく、文でもメディアに露出して、多くの人に読まれているという事実がある。

オカモトタロウ、ヤマモトヨウコ、イケダマスオ、ミギシセツコ

まあ、そんな感じ。

頑張るわ。

おじゃら画廊

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