◆◆◆ 1296 ★ 香り合わせの番組を見る ◆◆◆
2008.4.1.更新 先日、香合でも作ろうと、古い本を求める。 どうしても、その遊び方が解らない。 今日、テレビで流れていたのを偶然みることになる。 あ゛あ゛、10分で飽きてきた。何て退屈なんだ。 なんでも、茶人と、その息子が、由緒ある香木をお持ちの方を招いて、どの香りが一番良いか、香りを利く会を開くという趣向。 一番笑ったのが、持ち主全員が、その香りを利いたことは今まで、一度もないということ。 そうだよなあ。由緒あっても、楽しみかたがわからないもんね。 招かれた(確か徳川尾張のご子息)方が、 大人の遊びを楽しみたい などと話されていた。 香りの会がはじまる。 なるほど、あのように、灰を盛り、山型にならした後、筋模様をつける。 美しいものである。 |
ヤフオクで売られていたお道具。値段は1000円決定っぽい。買うと2万円ぐらい。 |
中には、既に火が起きた炭が入っていて、その、火の上辺りに、銀葉(雲母に銀の縁を巻いた品物)を乗せ、その上に、ミミクソぐらいの香木を乗せる。 イロイロ、いわれのある香木。 調べてみると、どうも、輸入品の木の根っこで、葉や木には香りが無いんだけど、何かの科学変化で、根っこにだけ、香りが貯まった場所のある木を使うのだそうだ。 スマトラかぁ。 コーヒー豆、輸入の業者さん、香木も儲かります。 みたいなね。 スマトラってインドネシアじゃなかったかなあ。惜しいことしたよな。 なんだか、木彫りの村に住んでたから、木に対するありがたみが感じられなかったけど、香りの良い木だとか、教えてもらったことあったもんな。 |
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それから、道具の値段なんかを調べてみる。 7点セットで3万から6万ぐらい。(練習用ってことだと思う) 買えないので、道具は、手持ちを適当にみつくろうことにする。 香木をどうするかだよね。 とりあえず、庭に放置してある、去年剪定したミカンの枯れ枝を家の中に取り込んで、もう少し乾燥させることにする。 ビワの木も、もう少し大きくなったら、乾燥させてみよう。 別に、輸入品である必要はない。 昔の人だって、そこいらにある木だって拾ってきては乾燥させて、試していたに違いない。 ヒマそうだからね。 まあ、あとは、虫に食われたビャクダンの数珠の古いやつとか、扇子なんかを手に入れて、燃やしてみようという計画。 ズサンだわぁ。 それにしたって、ミカンの木って、イイにおい。 この前、梅の枯れ枝をくれるって言ってた人いたからな。回収しにいかないと。 千住辺りでは、剪定した木(小枝)を何年も外に放置したままの家もいくつもあるんだよね。少しもらってみよう。 |
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香炉と香合は自分で作ることに決める。 ま、夏の個展あたりには出来ている予定。 灰は、近所のオバサンが、線香の鉢の灰がイッパイになったと、途方に暮れていたのを思い出して電話。 少しもらうことにする。 「また集めといてね」などと、お願いもしておく。 それから、炭について調べる。 おおっ。香炉に使う専用の小さい炭が売ってるんだ。 そうだよね。いちいち、炭おこしてられないもんね。 ミカンの枝は、少し小さく刻んで、更に乾燥を進めます。 というか、テレビ番組では、燃やす前にカットしている感じだけどなあ。 ウチは正倉院じゃないからな。 それほど、気をつかう必要がない。だいいち、香木すら、自前。 少なくとも何らかの箱などに入るように、木はカットして保存しよう。 人生って、プライスレス。 |
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