◆◆◆ 1259 ★ ショール、割烹着、キモノ用ハンガーを作る ◆◆◆

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2008.12.10.更新

キモノを着るための準備は着々と進められている。

2日程かけて、ショールが完成する。

昔、スーツでも仕立てようと思って買った、ウールの高級生地を利用。

もう、スーツなど着る日は来ないのだ。

全体に毛糸で白いステッチを入れる。

ショールがバフバフしないようにするためと、見栄えをよくするためである。

白い毛糸は、拾った毛糸。よく、オジャラ筆を作る時に利用される、拾った毛糸の山から、白い毛糸を抜き出して利用。

ビミョーに有り得ないと内心思いながら、作品は結果が全て。

どうしても、白いステッチを入れたかった。

割烹着も、1つ買ったのだが、洗濯したりしたいし、絵を描くときように、汚れてもいい品も欲しかった。

木綿の和風のワンピースを解体し、Tシャツを組み合わせて、新しいのを1つ作る予定。

今日は、袖2つが完成。

手縫いではあるが、だんだん、縫うのにも慣れてきた。

帯に進む日も近い。

縫い目が汚いと、見た目よろしくないので、少し練習しようという計算である。

それから、アトリエに行って、天井に使われていた棒を持ち帰る。

ギャラリーが、以前居酒屋だったときに、二階の部屋の天井は、この棒が使われていた。

桜の皮が巻いてある、結構見栄えの良い棒だったため、捨てずにいたのだ。

1メートル程の棒を3本ほど持ち出し、捨てる予定の布を巻きつけてゆく。

もう少し丁寧に作りたかったが、明日キモノを着なければならず、一晩タンスから外に出したいという理由から、いそいで作られた。

まあいい。キモノが痛まず、汚れずに壁に掛けられれば、どんな品でも構わないのだ。

アタシは、キモノ、襦袢、コートを取り出し、それぞれハンガーにかける。

着付けにはどれぐらい時間がかかるんだろうか。

40分ぐらいあれば着れるかなあ。

どのキモノも高そうで、もったいないという気持ちと戦いながら、着てこそ価値が出ると思いなおし、やはり、着ることに決める。

タンスに入れておいたのでは、存在しないのと同じである。

それは、読まれないホームページと同じことなのである。

この他、髪留めを2個、髪に巻くリボンを2本、半襟を2個作る。

美人女将(自称)としてデビューする日は近い。

まあ、化粧する予定もないので、きっと子供みたいに見えちゃうんだろうなあ。

髪の毛を何とかしたいのよ。

まとめるほど長くないし、白髪だらけだし。

それでも、女性が、自分を美しくするために費やす時間というのは、未だにムダだと思う部分多し。

絵のイチマイでも余分に書きたいという気持ちでイッパイになる。

もう1つの問題は、キレイにしたからといって、良いことも余り無かったという過去のトラウマもある。

とある動物病院のセンセイには、愛人にならないかともちかけられた。

病院は、次の患者さんが入ってきてくれてホントにヨカッタよ。二度と行かないぜ。(→若い頃の話です)

道端で、オヤジには食事に誘われる、電車の中では痴漢に合うし、夜道ではナンパされまくるとか、家の前までついてこられてしまい、マイたりしなければならなかったり。

というように、めんどくさいということが重なって、あまり力を入れないように気をつけるようになった。

美しいからといって、幸せとは限らないのだ。

大切なことは、目立ち過ぎないことである。

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