◆◆◆ 1233 ★ オノ・ヨーコさんのハシゴの作品

Ceiling Painting (YES Painting) ◆◆◆

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2008.10.14.更新

ちょっと調べたら、オノ・ヨーコさんが、ジョンと出会い、結婚するきっかけとなった作品の写真を発見。

インターネット様様やわぁ。

なるほど、このようなスタイルだったのか。

手持ちのハシゴでも作れそう。

アタシの個展の時に、ギャラリーに同時展示しよう。笑。

いいよなあ。きままで。

虫眼鏡で見ないと見えないっていうぐらい、小さい文字が作れるのかというのが心配。

誰だって、有名作品の体験というのをしてみたい。

それがパクリ品であったとしてもである。

どの人も、キツネにつままれそうな気になりながら、その事を人に話したり、また、別の人を連れてきたりもする。

そういう空間が、ギャラリーでなければならないとアタシは思う。

包帯アーティストの寺田忍さんが巻いてくれた、自作のテーブルや、カウンター用の椅子などは、皆が座って、その感触を楽しんでいる。

小さな現代作品との触れ合いが、こんなに気軽にできる場所は、そんなに多くはない。

美術館は、金を払わないと入れないし、右のハシゴの実物は、(どこぞの美術館が買い上げたのか、美術品となり)ガラスケースに入れられて、もはや登ることもできないらしい。

意味ねぇ。

嫌まあ、40何年も経っているからね、木のハシゴというのは、安全性に問題があるけどね。

美術館が心配しているのは、観客のケガではなく、作品の劣化だと思う。

ウチのハシゴはスチールだから安全。笑。

Ceiling Painting (YES Painting), Yoko Ono, 1966
Text on paper, glass, metal frame, metal chain, painting ladder
Collection of the artist
Photo by Oded Lobl ?Japan Society

それから、この作品を何処に展示するのかを考える。

タタミの上に板を敷いて、そこに乗せるのが一番かも。

みんな、靴は脱ぐだろうし。

乗りたくないけど、ハシゴや、全体の展示は見たいという人もいるだろうし。

落ちてもあんまり痛くないし。

床張りの部分は、テーブルが邪魔だからなあ。

テーブルをどけてもいいんだけど、ドーンとハシゴがくると、邪魔な感は否めない。(狭)

たいして広いギャラリーということでもない。

タタミの上にしようっと。

本人に許可取るべきだろうか?

訴えられたりすると、金払えないからなあ。

売ったりしなければ大丈夫と思うけど。

自分の作品だと言って発表するワケではないし。

うーむ。

というように、たったこれだけのことであっても、著作物と権利、それから、それに関わる人達との利害などは複雑で、実現はカンタンではないということになる。

そうして、面倒くさくなってしまったため、考えるはやめにする。

新作の一枚でも作りたい。

美術館での作品展示というのは、ある程度大きくないとね。

大きい作品というのは、保管場所も必要だし、売れる予定がなけけば、描くべきではない。

ゴアサさんなんかの作品を研究していると、きっと、日本中の美術館が買いに来ているのだという人気ぶり。

売れ先の目処が立つのであれば、アタシも大きい作品を描きたいよなあ。

タマゴとニワトリみたいに、大きい作品を作らないと、世には出られないのかと思ったり、

実際はそうではないんじゃないかと思ったりもする。

きっと、両方作らないとダメなんだと思う。

素描がもう少し面白くなってきたら、大きい絵に昇華するというのが正しい。

そうして、オシオッサさんの作品を整理していて、この前、岡本太郎賞のリストに載せなかった作品がいくつもあることが解る。

来年だわ。たはは。

人の作品の管理までしていられない。

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