◆◆◆ 1220 ★ 陶芸教室「一隅」の風景 ◆◆◆

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2008.10.1.更新

右の写真は、当然アタシの作品ではない。

陶芸教室で、素焼きをする埴輪作家さんがいらっしゃる。

カワイイぜ。

こういう筋なら、ウチのギャラリーでも販売が可能と思われるので、きっと、この作家さんとは、近々お会いすることになると思う。

それにしても上手いもんだよなあ。

アタシの塑像とは全く違うので驚く。

ギャラリーになってヨカッタと思うのは、自分の作品の展示ばかりでなく、イロイロな方の作品により、もっともっと、見る方が楽しんで下さるというところだと思う。

創作活動というのは、ひとりよがりではいけない。

創作というのは、一人で行うものだが、イロイロな創作者や作品と関わって、刺激を受けたり、助言を受けたり、新しいものに挑戦しようという意欲につなげたりすることも必要なのである。

作陶はまだ、はじめたばかりであるが、この器はオジャラの作品に間違いございませんというオーラは、確実に出始めている。

もう少し白い地に、黄色や赤が、ちゃんと出るようになるとステキなんだろうけど。

アタシの作品は、お教室のみんなが、見分けるもんね。

お教室では、作品が計りに乗せられて計られる瞬間というのが一番好き。

何でかしらね。

絵的に、瞬間表現だからかなぁ。

窯入れとか、窯出しはセンセイにお任せだからね。

楽しむ余地がないってことなんだと思う。

そういえば、この前、センセイ変な作品作ってたよなあ。あれ、どうするんだろうなあ。

無骨なその作品は、乾燥中にひび割れはじめていて、焼きあがったら邪魔だろうという大きさ。

まあいいかぁ。

オジャラ「センセイ、作風を変えられたんですか?」

センセイ「嫌ね、タマにはこういうのもイイかなと思ってね」

オジャラ「センセイが、満寿夫の作品がヘタクソだと言った話は忘れませんよ。」

センセイ「ハハハハ」

最初は、小さな電動やすりで、センセイが、小壷の底を磨いて下さっていたが、納得がいかなかったので、自分で削ることにした。

少し危険な作業なので、他のセイトさんは自分ではやらないみたい。

自分でやるべきなのだ。

アタシの作品なのだから。

電動やすりにもすぐ慣れて(というか、アタシも持っている。笑)

壷の底は次々の磨かれてゆく。

右の写真にある、目のあるお茶碗は、貝殻の粉を混ぜて作陶したため、焼いたあとひび割れる。

釉薬をかけたら、益々ひび割れ、きっとお茶は飲めないだろうという焼き上がり。

貝殻は不味かったよなあ。

でも入れたいの。

こんどは、釉薬に混ぜてみよう。

土に混ぜると脆くなるし、電気釜では温度が低いのだと思う。

こちらは新作にゃんこたち。

オジャラよ、シッポはどうしたんだよっ。

猫の顔も、もう少し工夫したい。

小壷作りは、実は、口を小さく作るという技術が難しい。作り進むと、手が土に慣れてきて他の作品もよく作れる感じである。

おじゃら画廊

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