◆◆◆ 1210 ★ 岡本太郎賞応募の準備 ◆◆◆

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2008.9.14.更新

嫌まあ、アタシの作品は小さいからね、どうせ落選と思うけど。

でもまあ、作品は増えつつある。

ここ何年かで、『自分は、現代アーティスト』だとキッパリ名乗れるようになるぐらいの進化はあった。

バリから帰国して、もう5年だもんなあ。

『芸術とは何か』が解るまでに、4年ぐらいかかったしな。

作品作りは、そこからスタートするようなもので、今までのゴミのような作品を処分して、キモチも新たに、新作に挑みたい。

今までは、ある意味、闇雲に習作を重ねていたということだし、これからも習作は続けるとは思う。

だけれども、その、習作の他に、本制作として、目指す場所を見つけたということになる。

たった5年である程度の理解に及んだという意味では、早いほうかもしれない。

頑張って、美術館や画廊を見て歩いたからなあ。

左に展示している画像は、応募するときに添付する、過去の作品ファイル。

去年は8枚程度をペラっと添付しただけだったけど、今年は作品も増えたし、もう少し、キチンと整理することにした。

現代系の作品は、オシオッサさんと共同で作っていることが多いから、整理するのがややこしい。

でもまあ、作品の整理は、いつかしなければならないし、もし、それができないのであれば、作家にはなれない。

創作者の仕事というのは、作品を作るということの他に、それを発表し、もしくは、整理し、書籍などに残すという作業を伴うものである。

発表だけではダメだ。

必ず、刷り物やWEBの形で、探している人に見つけてもらうことができなければ、世にでることはできないからである。

この重箱の作品、ビミョーに紛失中。笑。

嫌まあ、きっと、出てくると思うけど、こんなデカイ作品が、何処にあるのか解らないという雑然とした状態から抜け出したい。

しかも、足立区美術協会賞をいただいたため、他の展覧会には出すこともできないという状態。

そういう理由から、次は、こんなに力の入った作品は、区の展覧会に出すのはよそうという気持ちになる。

賞金でないもんね。汗。

嫌まあ、この作品が、他のコンペで賞をいただけるとも思ってないけどさ。

穴のあいた、痛んだ重箱を自分で塗りなおしたというのはスゴカッタと思う。

それは、上手くいったら、売ろうと思っていたという野心もすごいし、結局失敗したので、現代アートの作品に使われたという流れもね、必然だったとも思うけど、何とも言えないものがある。

おおっ。初期の頃の作品。

確か、オシオッサさんと交流が始まった頃の作品だったと思う。

現代アート作品としては2作目。

アタシが作った作品だけど、こうしよう、ああしようみたいな具体的な話は、彼女と話しているうちに出てきたワケで、コンセプト的な部分は、自分だけの世界ということでもない。

この作品は、日本イラストレーター協会の協会展に出したんだった。

最初は、靴下の底板の白いダンボールに、絵を描こうと思っていたんだよね。

留守番の最中とかにさ。

でも、絵が何もないと、イラストの展覧会だからね、皆驚いて、それで、結局何分も、その作品の前で、これは何だろうって考えたりするわけよ。

ああ、これが現代アートというものなんだと、納得した作品だった。

この前、アトリエの掃除していたら出てきて、懐かしいキモチでイッパイになった。

靴下の底板は見当たらなかったけどなあ。

近くにあるはずなんだよね。まだ見たことが無い人が沢山いるだろうから、冬の展覧会では、展示したい。

おじゃら画廊

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