◆◆◆ 1178 ★ コーンの時代 ◆◆◆

 

2008.7.23.更新

この、コーンの時代という作品。

実は、下絵もある。

(というか、人から頂いた、絵の描かれたカンバスのうえに、アクリル絵の具で描かれたこの作品そのものも、下絵。)

それなりの構想を練り、作った作品ということになり、アタシにしては、それは、相当な力作なのだ。笑。

下絵なんて、描いたことないもんなあ。

できれば、シャッターに、この絵を描きたいと思っている。

そうすると、赤いベンチに座ったときに、名画の主人公に混じって、自分も記念撮影に入れるという作品になる。

トウモロコシのレプリカも用意しておかないとな。

夏は暑いから。秋かな。

カラーインクによるドローイング

もう少し、ピカソが似てくると思うんだけどな。

他の人物は、アタシの人物になっていると思う。

アヴィニオンの娘を模写したときに、アタシは理解した。

「ああ、これは、現代アートなのだ」

そう、それまでは、

●現代アーティストに最も影響を与えた作品の

1位「泉」(デュシャン)

2位「アヴィニオンの娘」(ピカソ)

という話で、一位はともかく、何故、二位が平面油彩だったのかというのが、どうしても解らなかった。

「ふーん、絵画が二位なのか。」

という感想。

現代アーティストというのも、まだ、平面の固執から開放されていないのね。みたいなね。

でも、模写すると解ることがある。

見た者への、何らかの心の情動を伴うような結果を引き出せる作品、それが現代アートなのであれば、(描いている間、)この作品には、全く心が動かされた。

コンセプチャルな作品は、個人的には、あまり向いていないと思っている。

大竹伸朗さんみたいな、意味のない、偶発的で、瞬間的作品の方が、アタシには向いている。

が、買うほうは、作品の意味などを知りたがる。

というのは知っている。

くどくどと、作品の説明をすることが、現代アートとも思わないが、そういう趣向のマーケットが存在することは否定できない。

ギャラリーステーションのカラーページに、ゴアサさんが掲載されていた。

また、美術館で、展覧会を開かれるのだという。

とうとう行けなかったけど、おめでとうございます。

また、新作拝見するのを楽しみにしています。

というような気持ちになるというのが、アートファンの魅力なのだと思う。

大きい作品も作りたいけどなあ。

個展が始まり、今年描いた作品に、エディションをつけていたときの話。

うっひょー。まだ43枚かぁ。

コラージュにはまだエディションつけてないけど、それでも、これしか描いていないのだという事実には反省。

2005年ごろの、ヨイ紙に描かれた旧作に、ドローイングを加筆したりしていると、050729などというエディションがついている。

これは、7月29日作成というエディションなどでは断じてない。

2005年に描かれた、729番目の作品ということを印していて、ああ、3年前は、こんなに描いていたのだということに驚いた。

43枚というのはね、とほほ。

画廊なんか始めたからだよなあ。

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