◆◆◆ 1176 ★ 夏の個展がはじまりました  ◆◆◆

 

2008.7.20.更新

自分のポスターを印刷するのははじめて。

今まで、ボロプリンタで、ぼんやりと印刷していたけれども、やはり、オフセットでバチっと印刷すると、見栄えがいい。

18日から個展がスタートした。

初日は、例のごとく、ギャラリーの掃除。

アタシがいなければ、ギャラリーはキレイなままである。

諸岡さんが、仕事の報告と様子を見に来て下さる。

そのあと、杉並方面から、蒐集筋の方が、わざわざ初日に来て下さった。

オジャラ「初日だと、設営がまだ終わっていないという可能性が高いので、中ごろに」

などという話をされてしまう。

張り切って来て下さったのに、申し訳なかったです。

ギャラリーでは、個展と平行して、日本イラストレーター協会の、インターナショナル、イラストレーション コンペティション作品の受付がスタートした。

今年から、B4サイズに作品のサイズを統合したので、審査用の作品群は、スッキリとまとめられる。

封筒に関しては、マチマチで、封筒の置き場というのが、けっこう必要になる。

受付期間中に、一体どれぐらいの作品が届くのか?

作業などの効率も考えながら、作品の受付をしたい。

17日まで長期にお店を閉めていたので、郵便屋さんは、何度も来て下さった方もいた。

メール便とか郵便だと、つつがなく取りにいけるんだけど、記録とか、郵パックだと、わざわざ、受け取るために、画廊に出向かなくてはならなくて、数が多いと、再配達の電話代だってかさんでくる。

気持ち的には、郵便かメール便で送って欲しいけど、先方も、確実に届けたいという気持ちから、お金をかけて、それ以外の方法をしていしているのである。

それにしても、コンペって、凄いんだねぇ。

ウチの画廊が主催じゃないからだとも思うけど、画廊主催の公募というのも、よく見かけるもんね。デビューに直結ってことなんだと思う。

勉強になるわ。

ギャラリーの方は、「妖怪のタマゴ」が、新作となり展示されているので、異様な雰囲気。

プリントゴッコのインクで定着させようとしたために、問題が起きた作品や、もともと、耐久力のない卵の殻を素焼きした作品を展示しようとしたため、大破していた作品などもあった。

オジャラ「まだ、作品としては、力が足りないですけれども、創作者のはしくれですから、し新しい表現への挑戦というのも、てゆかないとね。」

杉並方面「うん。最初は受け入れられなくてもね。」

という深い会話。

杉並方面「僕達は、物凄くたくさんの作品を見ているからね、ちょっとのことじゃ、心は動かないもの」

オジャラ「アタシも、買う気で見て回っていますからね、そのことには同意です。作品を買うというのが、ひょっとしたら、一番、自分の作品の力を上げるのかもしれませんね。」

ついでに、鈴木進次さんのポスターもプリント。

こちらは、来た方に差し上げるとか言っていた。

彼は、フィルムのスキャナーを持っているので、データで頂くと、デジカメ撮影よりは、かなりグッドな仕上がり。

絵画の場合は、デジカメでも写真利用があまり気にならないのだが、写真のポスターとなると、明らかなる差がでてしまう。

鈴木さんは、生涯学習の「団塊の世代のナントカ」いう講座に参加しているのだそうだが、その勉強会のポスターなども、もしかしたら、アタシに依頼してくださるそうである。

店頭にも、ポスターのお仕事承りますとか、書いておこう。

最近の印刷屋さんは、印刷機にかけると、そのまま、ポスターサイズに自動的にカットされてでてくるらしいからね。物凄く安く印刷してくれるのだ。

あとは、アタシも、印刷物のデータ作成に慣れてきている。

色彩の補正技術というのは、前から高かった。笑。

補正かい?

佐伯祐三の絵を見たって、印刷屋さんとのコラボで、インサツ技術のサポートがあったから、彼がここまで有名になれたのだと確信できる。

おじゃら画廊

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