◆◆◆ 1157 ★ ポストカードを作る ◆◆◆

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2008.6.2.更新

この作品は傑作だったよ。

新しい純正インクを買ったため、久しぶりにポストカードを作る。

大分売れちゃったからなあ。

今回は、バーバラ、ネコ、プリマベーラ、ドローレスを印刷。

テラコッタ作品は濃いなあ。

売れるのかなあ。

でもまあ、インパクトはあるからね。

面白がって、ポストカードなら買う人はいると思う。

目の肥えた人も、随分と流れてくるようになった。

中には、小品を買う人もでてきて、アタシは、ムリに売ったりはしないので、ゆっくりと眺めて、買わずに帰る人も多い。

いつかは、きっと買うのである。

ムリして売られたという記憶程、嫌なものはない。

アタシが行った、どんなギャラリーであっても、絵を売られたことなどない。

一回、ミニスカ ボリス系のギャラリーに入ってしまい、囲まれて、買うまで帰れなかったことがあった。

68万円の絵をクレジットの分割で契約させられた。

そのあと、5000円の契約金を放棄して、解約をした。

今でも腹立たしい。(当時は、まだ、クーリングオフが無かったので、予約金を放棄しなければならなかった)

この作品も傑作。ちとデカイが。

こっそりオッパイに触る人大量。

何が悪かったのかといえば、アタシが相場を知らなかったからである。

しかも、オギスのサイン入りならともかく、別に欲しくもない作家の作品を買うことになってしまい、今でも憤りを感じる。

学生の分際で、借金して絵など買うべきではなかった。

5000円は勉強料ということになる。

東京というのは、怖いところなのだ。

自分のところだけは、そういう画廊にならないようにしようと思う。

(作家さんの中には商売人もいて、そういう人が、頑張って作品を売ったりすることもありますが、まあ、それは仕方ありません。それでも、それが、68万円ということはありえません。)

先日、作家さんが頑張って売ってくれたネコのTシャツを着て、近所のおばあちゃんが訪ねて下さったときには感激だった。

一生懸命売れば、もっと売れるのだと思うが、イロイロなギャラリーのことを思いだせば、作品さえ良ければ、こちらが声をかける必要はない。

ギャラリーのすべき仕事は、お客様がサイフを開いてしまうような、良い作品を並べることに尽きる。

良い作品さえ並んでいれば、品物というのは勝手に売れるのである。お客様も、また来てしまう。

それが、ギャラリー業なのだ。

そのために、ヨイ作家さんを集めたり、ヨイ作品を作らせたりする。

そういう話になる。

なるほどねえ。

なんか理解できてきた。(去年の7月開店だったことを考えればずいぶんと早い理解である。)

ドローレスのポストカード

いつも作品を焼いて下さっている陶芸教室には、新しいカフェが併設された。

陶芸作家さんの作品も販売するらしい。

オジャラ「カフェというのはね、単価が低いから、それだけでは利益が物凄く少ないんです。かといって、1人では、食事を作ったり、それ以外のことをするのも大変でしょう。だからね、それ以外の収益を上げられるような構造にしなくてはね。」

良いお店に仕上がり、美人女将も張り切っている。

オジャラ「頑張りすぎると、続けられなくなるからね、1人で営業するんだから、少しずつ、できることを増やしてね」

アタシのカフェなんか、一年間、ホットコーヒーのみで、やっと、今年の6月から、アイスコーヒーも置くことにしたんだもんなあ。

どんなカフェなんだよっ。

ということで、コーヒーを飲みたい方は、一隅の隣に出来た、カフェ 一凛にどうぞ。

チューリップカフェも引き続きご愛顧ください。

おじゃら画廊でコーヒーを飲みたい方は、時には、自分で入れなければなりません。

クレジットカードの取り扱いも、しようかなあと思いながら、まだ決心がつかない。

アタシが留守番の日はともかく、そうでない場合が増えたとき、心が行き届かないと、取りっぱぐれることになるかもしれない。

もしくは、不景気なので、それ以外のリスクが生まれるかもしれない。

嫌まあ、ヨイ面もあるんだと思うけどね。現金ポッキリという商売は、それはそれで、潔い。

ムリをする必要がない。

嫌まあ、クレジットカードの扱いぐらい、するべきなんだろうと思うけど。(あとりえは使えるんだけどね。)

リスクといっても、ほんの少しのはずだろうし、しかも、ウチで扱っている品は、ほとんど保険の範囲ないだからね。汗。

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