◆◆◆ 1153 ★ 銀座に出る ◆◆◆

銅板画作田富幸センセイのサイトはこちら/
今、文房堂のアートスクールで小口木版を教えてくださっている長島 充センセイのサイトができました。

2008.5.20.更新

銅版画教室のあと、竜さんと銀座の長島充先生の個展に足を運ぶ。

24日まで。青木画廊。キャバレー白薔薇のすぐ近くです。

その後、アタシがよく行く、日本橋のギャラリーを少し流す。

この前、菊池さんの、ダラーを買った、ギャラリー山口の地下で、ハヤミヨウコさんという作家さんの展覧会が開かれており、あまりにもかわいい造形だったので、二人で一個ずつ買いたいねという話をする。(話だけ)

購買決断というのは、思いのほか、時間がかかる上に、時間をかけて考えていると、買うのを取りやめにしてしまうという恐ろしい傾向がある。

そのあと、村上画廊や、その地下とか、その上なんかを見て歩く。

オオサワなんとかいう人の、イイ版画があったよなあ。

ハヤミさんのとどっちにするか、二人で真剣に話し合う。

村上さんには、アタシの版画も見せてあげる。(二人は仲良し)

カエルの新作は、作田先生はマチエールが面白いと褒めて下さったが、村上さんは、カエルとは気づかなかった。

ムラカミ「僕には、この抽象画は解らないなあ」

紅白ガエルなんだけどな。

説明すらしないアタシ。

そのあと、「潔風」というタイトルの、裸婦の上に、魚が泳いでいる作品を見つけ、「これならウチのお客さんでも買う人いると思う」

などという話になる。

あんなパクリ作品、売ったら作家の恥だよなあ。汗。

オジャラ「これはね、長谷川潔の展覧会を見に行った時にね、魚が宙を泳いでいてね、ああ、これが芸術というものだとアタシが思ったことを忘れないために、作った版画なの」

という会話。

あそこで売るとなれば、きっと3000円ぐらいで売りに出されるに違いない。汗。

同じぐらいの大きさの、コバヤシドンゲでさえ4000円だもの。

版画家になる日は遠い。

銅版画教室では、紅白カエルを4セット刷る。

並ぶとカワイイけどね。

でもまあ、売れないよなあ。

あんなに時間がかかったのに、、、、、、。

しかも、別に、失敗ってワケではないんだよね。

でも、売れないの。

あまり深く考えないようにしよう。

少なくとも、滅多に褒めたりはしない作田先生が、マチエールが面白いと評価してくださったのは、ある意味、明るい。

カエルvsウサギ展にも間に合わなかったしなぁ。

はぁ。

ムラカミ画廊のあと、ギャラリー椿を回り、椿の前にある、オープンエアの小さい飲み屋に入る。

そうして、ビールと、ヤキトリなど、オヤジアイテムを頂き、お店のお姉さん(美人)をからかいながら、一時を楽しむ。

若いお嬢さんに話しかけたい、オヤジの気持ちが解るわぁ。

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara. 

◆◇◆ 図録になり作品は永遠となる ◆◇◆ オススメの図録リンク ◆◇◆