◆◆◆ 1130 ★ 新作茶椀 ◆◆◆

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2008.4.22.更新

『トの字』

自称 『おじゃ楽茶椀』と呼んでいるが、醸成温度は普通の陶器作品と同じでらくよりは高熱で強めに仕上がっています。

自称 『おじゃ楽茶椀』

『トの字』と、『カエル』が焼きあがる。

カエル茶椀は、カエルVSうさぎ展に出展予定。

センセイは、『こっ、この茶椀は、どうやって飲むのかなあとか、(茶椀に文字が入っているんだけど)

俺は、茶椀としてみるからさぁ、文字は要らなかったんじゃないか?』

などと苦情を申し出てくる。

オジャラ『センセイが、(文字を)必要ないと思うのであれば、アタシはゼッタイにつけます。』キッパリ。

いう事を聞く気ははじめからないという創作態度。

とはいいながら、技術的な指導をしていただけるのでホントウに助かっている。

銅版画もそうだけれども、自力で習得するよりも、圧倒的に短時間で目的の作品を作れるように昇華できるのである。(注:銅版画は、あまり出来よくありません。)

『トの字』

カエル茶椀は、もう少しキイロになる予定だったのになあ。

センセイ、この釉薬、キイロって言ってたのになあ。

まあいいかぁ。バリの土カエルは、マジに、こんな色だった。うん。臨場感はある。

というように、出来の悪い茶椀を褒めちぎる作者。

はぁ。

トの字茶椀は、まあ悪くなかったと思う。

明日、お茶を立てて見ようと思う。楽しみだ。

そうして、センセイにも、

『このお茶椀で、今度、お茶を立てますからね。毎日泡立ててますから、流石に、泡立ては上手くなりましたよ。』

という会話。

センセイ、『お茶ってさ、泡立てるって言うか?』

オジャラ『言いません。お茶は立てるっていいますけどね、まあ、大事なのは泡立ちですよね。ウチのは洗剤少し入れてますから、ぶくぶくです』

というように、脅しもかけておく。

飲みたいという人が殺到しても困るし。笑。

注:ここだけの話ですが、洗剤は入れてません。

カエル菓子置き

毎日茶を立てているということもあり、茶筅の先がボロボロに。

ああ。もらいものだしなあ。

新しいのを購入する。

茶の粉も100円UPし、立ててみる。

うーむ。泡立ちがイマイチ。

力を入れすぎているんだよなあ。

泡立てばいいんだからさー。

茶筅というのも、80本から120本というのに分かれていて、素人考えで、本数が多ければ、泡が立つのかなと思ったけど、そういう理由でもないらしい。

まあいい。

練習あるのみ。

IH茶人の道具は、

茶椀、茶杓、柄杓、菓子皿、お盆が主の手作りという臨場感。

なかなか、おもてなしのグッズが揃ってきた。

まさかいないと思いますが、抹茶を飲んでみたいという方はお申し出下さい。

お茶は、まだ泡立てに失敗することもあり無料です。

お菓子は無いことが多いですが、持ってこないで下さい。アタシは、甘いモノは食べません。キッパリ。

持参するときには、缶ビールにしてください。

あれだよなあ、これからビール飲もうという人が抹茶を飲むとは思えないもんなあ。

というように、茶心からは遠い場所に居る。

カエル茶椀

センセイは、花の小品展の作品をギャラリーに取りに来て下さった時に、アタシが悪魔と妖怪展に出す予定の、新作『妖怪の卵』の仕込みをしている、卵の箱を見てくださった。

そうして、『おいっ、これはどうやって焼くつもりなんだ?』

などと聞いてくる。

アタシは全く何も考えずに作っていて、完成図だけは脳裏にあるのだが、そんなにカンタンな話でもないみたい。笑。

まあいいかぁ。

難度の高い作品に挑戦するほうが、楽しいに決まっている。

作家を目指すのであれば、見た人が、『どうやって作ったんだろう?』と思うぐらいの人を引き込む部分を持つ作品にならなければならない。

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