◆◆◆ 1117 ★ 寺田忍さんが来て下さる ◆◆◆

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2008.3.28.更新

現代アーティストの寺田忍さんが、ギャラリーを訪ねて下さる。(お友達とご一緒)

現代アーティスト同士、深い話で盛り上がる。

私の作品を見たり、陶芸作品の解説をしたり、菊池さんという方の作品を見たりもする。

菊池さんの作品は、人の作品のうえ、(知人でないため)本人の許可が取れないので、作品の画像はWEBに載せられないのが残念である。

ギャラリーのウインドーから良く見える場所に展示してあり、外人さんは2人も引っかかって中に入ってきた。

それぐらい、彼らを引き込む力のある作品ということになる。

今日通りかかったNICKも、イオンのセンセイをしているらしく、菊池さんの作品には大いに心を動かされていた。

心を動かしたのが、アタシの作品ではなかったというのが、本当に残念である。

少なくとも、そんな作品をコレクションできるまでに、収集の力がアップしている自分を褒めようと思う。笑。

現代アートのコレクションって、今までは、自分にはムリだと思っていた。

少しお高いし、まあ、欲しくもなかったし。

それを、なけなしの金をはたいて買おうという作品なのだから、今までのとは違うって話なのだと思う。

そのあと、寺田さんの作品も一個ゲットする。

彼は、イロイロな作品を作り、本まで出しているのに、作品が売れたことは、一度も無かったのだという。

アタシは、今度、国際フォーラムで開かれる、現代アートの展覧会に行ってみるといいよと勧めておいた。

あんなに収集家が大量に来る場所も珍しい。

遠くからも沢山人がくる。

アート業界関係者(画廊とか、プロダクション)か、収集家、出版者、カイカイキキのような、自前でアートの制作販売をしている会社も出展している。

アタシは、ムラカミさんを会場で見たことがある。

去年は、会田誠さんが、フォーラムで公演をしていて、もう、満席で入れなかったのを思い出す。

狭い世界なのだ。

願わくば、いつまでも、収集家として、その展覧会を訪ねたいものである。

自分の作品名刺など配って歩きたくも無い。

小銭を握り締め、買う気で回ることこそ、作品のためである。

そういう、真剣な気持ちで作品に向き合う心がなければ、良い作品と、儲かる作品を混同してしまう。

いやまあ、儲かればいいんだけどさ、商売なのであればね。

でも、それだけではない。

それが何かを知るために、画廊になったということになる。

散らばった書の習作の上で、撮影は行われる

いま取り掛かっているプロジェクトは、与謝野晶子の短歌100選を書き写すという習作。

意味不明。

前にも試みたが、3つぐらいで断念したんだよな。

山頭火の書写と違って、ギラギラとしすぎていて、読み進めない。

山頭火ってスゴイよなあ。

墨と割り箸を使って描画しているが、あまりよろしくない。

よろしくないというのが理解できているということが救われる。

おじゃら画廊

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