◆◆◆ 1115 ★ ドローレス ◆◆◆

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2008.3.28.更新

陶芸のセンセイは、アタシがいくつも、小さい塑像を作っているのに気づく。

『リカちゃんさー、一個さー、ヤスリを全体にかけて、ふわっとさせようよ』

などという申し出。

オジャラ『センセイ、ふわっとさせたいなら、一個あげるから、削っていいよ』

という会話があり、この作品に。

何とも言えないけどなあ。

顔の表現が稚拙なんだよね。

売りに出すには、もっと美人にしなければならない。

まあ、カワイイと思うけど。

もう一声なのよ。

造形としては、物凄く進んでいると思う。

稚拙って言われればそれまでだけどさ。

ちゃんとしたのも作れるってばさ。

人は、こんなに中途で、手を止める事ができないのよ。

作りこまないということがどれだけ難しいのかという話である。

彼女の名前をどうするのか考えなければならない。

どうしようかなあ。

ニーナは、すぐに決まったんだけどなあ。

アンドレアって顔じゃないし。

ドローレス・フェンテス。

ドローレスでいいかぁ。

このあと、エンカルナ、ブランカ、マリベルと続く。

適当だよ。たはは。(ルーツは、大学時代に勉強した、スペイン語のビデオ教材に出てきた美人ヒロインの名前)

後姿。

なかなかの哀愁。

全体像。

写真だとよく解らないだろうけど、左と右の足の太さは随分とちがっていて、所が、遠目、それが遠近っぽくなって立体を際立たせている。

ニーナと違って、売れる気がしないんだよね。

まあ、仕方が無い。それが実力であり、現実というものである。

売れる日が来るまで、自分の力を信じて作り進むしかない。

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