◆◆◆ 1094 ★ IH 茶人 ◆◆◆

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2008.2.10.更新

IHコンロで、鉄瓶の湯を沸かせると知ったアタシは、早速試してみる。

この鉄瓶、取ってがサビて曲がらないものと勝手に思い込み、トンカチで取ってをたたいたら、前側の取っ手が破損してしまう。

はあ。茶人への道は遠い。

修理に出そうかと考えたが、もともと、この鉄瓶が2000円だったため、修理に出すと、多分、購入費用を上回ること確定。

どなたか、溶接できるかた、ヘルプよろしくです。

そうして、お湯を沸かしてみると、中央の小さい部分(底が接している部分)だけに熱が通るみたいで、熱効率も悪くない。

手持ちの、茶道具の電気コンロは、どうも、電気代かさみそうで、使うのが不安。

この方式であれば、一旦沸かしてしまえば、なんか安心。

展示会の鉄瓶コーナーのオヤジの話によると、

鉄瓶の手入れ方法

●洗ってはいけない。

お湯を沸かしたら、すぐにポットに全てのお湯を入れ、余熱で完全に水分が飛ぶまで乾燥させる。

ということのようだった。

こうなると、フタや、柄杓を置く台も欲しくなる。

茶道というのは、欲しいものばかりが次々とでてくる、恐ろしい道である。

それは、やはり、道楽と呼ぶにふさわしい。

そうして、IHコンロで、鉄瓶の湯が沸かせる話を皆に説明し、自ら、『IH茶人』と名乗ることになったのである。

『IH茶人。』

なかなかいいキャッチフレーズだわ。笑。若い人に流行らせよう。

てびねりの、抹茶茶椀の写真を取り忘れてしまう。

読者さまに全く申しわけない気持ちでイッパイになる。

両手の掌で覆うと、それでも少しおおきいぐらいに作る。

焼きまでいれると、(今を1とすると)0.8ぐらいの大きさに縮むので、それを予定して、少し大きめに作るのが第一歩。

それから、肌が厚いと、素人が作ったみたいにボテっとなってしまうので、できるだけ薄く伸ばしてゆく。

ここが勝負どころである。

こう台の真ん中に、カエルの模様を貼り付けて完成。

カエルの模様は、接着がちゃんとできていない可能性があり、取れるかもな。サインもするべきかもな。

そうして、形もたいして良いとも思えない茶碗だが、まあ、自作を自分で楽しむということこそ、最上の贅沢であるという気持ちになる。

漏れたときには直せるんだろうか?

気持ちとしては、入り口に飾ってある、植え込みの土を少しまぶしたいんだよね。

茶椀は、薄く伸ばしすぎたため、漏れるかもなという不安もある。

今日は、オープン開始から、抹茶茶椀と、蓋置きを(陶芸用の粘土)作っていたため、来た人は、一様にアタシの創作風景を眺め、この茶椀が出来上がったら、茶を一杯飲んでみたいと思うみたいだった。

鉄瓶のフタや、柄杓を置く台は当然にカエル型。

カエル型の茶椀が出来る日は近い。

オシオッサさんに話すと、便器型の茶椀も作って欲しいというリクエスト。

うーむ。早速品下ってきたよ。

何といっても、自称現代アーティストだからね。便器型茶椀もアリだよなあ。うん。笑。

どこかの茶の会に属していたら、波紋間違いなし。

それにしたって、便器をよく、美術館に展示したよなあ。

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