◆◆◆ 1085 ★ 耳鳥斎の別世界巻、内容の紹介 ◆◆◆

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2008.2.7.更新

こっとうやのちこく

耳鳥斎は、商家に生まれ、後に骨董店に転業したらしい。

本人も好きだったに違いないし、良いものを安く選び高く売れる技術もあったんだと思う。

何故、壷の下に足がでてるんだろうなあ。

という謎が残る。足から入れられている絵もあってもいいのになあ。

おやまかいの地獄

女形飼いというのは、女形の歌舞伎役者のパトロンってことかな。

よくわからないけど、掃き出されている。笑。

地獄では、掃かれ続けるという苦行が続くってことみたい。

仲居の地獄

アタシは、このシリーズの中で、この絵が一番好き。

なんといっても、ヤカンから足というのがね。

仲居が、ヤカンを手荒に扱っているということの、復讐ってことのよう。

ヌードのコレクターとしては、この絵が一番心がそそられる。

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(2022.12.追記)

アタシの審美眼も大分進み、この絵は、宿場町の宿を尋ねた殿方が、間髪入れず飯炊き女を襲っているという類の絵だろうと理解できます。汗。

まあ、いつの時代も、殿方の趣向というものは、一本道ですわー。

(*゜▽゜*)ノ

尿道師の地獄

こっ、この絵は、ネットで公開してもいいんだろうか?

まあ、こういった類の趣向というのは、いつの世にもある、普遍ってことなのだと思う。

今みても、笑える。

しかも、責めを受けている人間の顔が、嬉しそうなどと感想を述べる人多数。

はぁ。

描いていて解ったのだが、左側の鬼は、実は、男が女の髪型を結っている。

すなわち、鬼のおかまってことになる。

深いわぁ。

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