◆◆◆ 1048 ★ 耳鳥斎の『別世界巻』の模写 ◆◆◆

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2007.11.26

模写を開始したのは木曜日。

3連休は、オットがいるため、テレビを使えない。

そんなこんなで、今日は月曜日。

2日で、13枚の作品が完成する。

実際の作品は、絵巻物になっていて、高さが21センチ程度なのだそうだ。

それを、A2の紙に、バラして模写をしてゆく。

もともと絵が大きいので、小さい紙には、模写することはできない。

模写をする理由は、

●サラサラと作れそうな絵だったこと。

●地獄絵なのに、カワイイ

●鬼や、人間の表現に動きやユーモアがある

動きや、笑いの研究をするには、この筋の作品の模写に限る。

この、『笑い』というテーマは、最近ワタシの創作活動の中に入り込んできてしまった。

入ってきたものは、なかなか出て行ってくれない。

作品が大きいため、カメラで撮影。

光が足りないのと、カメラがボロイので、どうしても中央だけが白くなってしまい、周辺がグレーに。

あ゛あ゛。

大きな紙に描かれた原画は、なかなかの迫力。

作品というのは、これぐらいの大きさがないと、展示したときに物足りないんだよね。

テレビを見ながら模写しているので、細部が見えない部分も多い。

何枚かの作品については、クローズアップして、細部までバッチリ見えるのだが、全く見えない作品というのもあり、21枚の連作全部を模写できるかどうかはビミョー。

この絵は、細かい部分が見えなかったのだが、番組の途中で細部が写ったので、描き直すと思う。

鬼の顔や、三味線にされた人間の顔が、もっと、趣き深い表情だからである。

ま、こんなに小さく縮んでしまうのであれば、どちらでもいいような気がするけど。笑。

しかも、この、タイトルの文字が読めないのよ。

教養の無さがバクロされてしまう。

できないことは仕方が無い。

今度、書道の安東センセイに読んでもらわないと。

この絵は、ダイコンと一緒に、役者が、鍋で茹でられているという図。

茹でられているのに、なんか、カワイイんだよね。

サラリとした色使い(4色)とか、絵の構図なんかも勉強になる。

とくに、人間の手足の表情は、この絵の最も注目すべき場所だと思う。

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