◆◆◆ 1042 ★ 東京都写真美術館 ◆◆◆

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2007.11.15

今日は、六本木・恵比寿方面を攻略。

昼過ぎ、まず、猫のエサをトポスに買いに行き、そのあと、エサをギャラリーに置いて、六本木に。

ギャラリーMOMOでは、アクリル画の展覧会。

静かで、美しい絵であった。

昔の作品なんかのファイルも拝見して、ご活躍の方なのだと思わされる。

オーナーさんと、今後の、おじゃら画廊の方向について話し合う。(何故かそういう流れに)

オーナーさん「イロイロと、方法あるじゃない。作品を上納させて、学生に安く貸し出すとかさあ。藝大も近いし。」というようなアドヴァイスを頂く。

そうだよなあ。ヌードの素描とか上納してくれたら、それはそれでアリだよなあ。

画廊というのは、なんらかの展覧会をし続けなければならないし、ウチの画廊は、駅から近いのである。

小橋さんの絵が欲しかったとかいう話になり、まあ、男のヌードというのが、ビミョーにジャンル外だが、35000円なら欲しいよなあ。

アタシの絵より安いもんな。笑。

というように、絵の価格というのは奥深いのだ。

その後、東京都写真美術館へ。

インクジェットプリントの出現で、写真の展覧会というのも、劇的に変貌してきている。

何が変貌したのかといえば、展示点数が飛躍的に増えたのである。

プリンタメーカーという協力なスポンサーのお陰である。

ある程度の点数が並ぶと、見ごたえがある。

それにしても、何て空いているんだろう。

昭和の写真展、それから、東松照明 Tokyo曼陀羅を見る。

ガラガラで堪能できた。

地下のお部屋では、やっぱり、キャノンが主催した、写真の公募展の入選作品の展示。

アンケートに答えると、冊子をもらえるというので、真剣に答えることに。

なかなかの冊子であった。

写真というのは、撮影者により、違いがないわけではない。だけれども、ホントウにその差が小さいのよ。

だから、写真を見ただけで、ああ、これは、●●さんの作品だね。

などという写真というのは、ほとんど見当たらない。

でもまあ、ああ、この写真面白いなと、名前を見ると、アラーキーだったりする。

アラーキーと、それ以外ってくくりである。

その、僅かな差を、自分で手に入れて、結果を出し続けることが写真家の仕事ということになる。

ウチの父だって、若い頃は、グラビアモデルの撮影で、1本3万円も稼いでいて、豪勢に飲み歩いていたもんなあ。(今だから話せるが、結構稼いでいたらしい。)

昔は、雑誌も良く売れた。

いまは、出版のスタイルが変貌しているからね。

正確に言えば、情報は、ネットから最新を無料でという時代になりつつあり、紙媒体は、売上げが低迷しているため、それに連なれる人々は、みんな共倒れという、恐ろしい時代である。

今までの方法にこだわっていると、破綻してしまう。

情報で収益を上げられるようにするには、一工夫しなければならないということになる。

驚くべきことに、3ヶ月ほど前、しゃぼんだまあおいそら200ページほどに、広告タグを貼ったら、3万ビューを超えたため、60ドル程の広告収入が振り込まれることになった。

200ページで1ヶ月20ドルという計算。

1000話あるから、100ドルも可能という予想。

しかも、タグをつけると、更新日付が新しくなるから、また、ロボットが、拾い出してくれる。

全部につけようという計画。

バリのサイトにもつけるわ。うん。

今日は、雨が降る前に、作品を移動しなくては。

オジャラよ。明後日から、個展だというのに、美術館に行っている場合かよっ。

と思いながらね、夜は、ダイレクトマーケティングの勉強会で、東銀座に行かなければならなかったので、やはり、六本木まで行くことにする。

作品を見る、展覧会を見る。

そういった積み重ねでしか、目を肥やすことはできない。

もし、芸術とは何かが解らなければ、作ることは不可能である。

だから、自分で、「芸術は何か」を理解するために、作品を見るのである。

このピエロちゃん。ゼロ号。

いくらにするかなあ。

ゴキブリの足跡が、顔についてるけどなあ。(左の写真は、まだついていない段階です)

はぁ。

芸術って、遠いわぁ。

アートファンにお勧めするサイト 東京アートビート(Tokyo Art Beat)

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