◆◆◆ 1033 ★ 銅版画教室 ◆◆◆
2007.11.7 |
今日は、教室の前に、長島センセイの展覧会を拝見。 鳥の絵がいくつもあり、こういう絵も描けないと、仕事は取れないよなあとつくづく思う。 高輪台にある書店の一角の、小さなギャラリーである。 ギャラリーというのは、大きすぎてもよろしくない。 ウチのギャラリーときたら、中途半端だよなあと思いながら、2階のお部屋には、パーテーションを作ろうかなとも思ってしまう。 そうして、店内にいた、他のお客さんと話したりしていると、妖精の版画家の高田さんがやってきた。 アタシは、銅版画教室に遅れてしまっているので、お話ができなくて残念だったよなあ。 その後、三田で乗り換えて神保町で降りる。 福果で、池田さんの展覧会が開かれていたので、覗いていくことにする。 池田さんの作品は、古い洋書やなにかに、直接版画をプリントしたり、木版で面を作ったりして、柔らかい独特の世界をお持ちである。 今回は小さい作品も多く求めやすかった。 それから、「この作品はどうやって作ったんだろう」という質問の嵐。 なるほどねえ。 今日は、池田方式の新作を手がけよう。(→相変わらずパクリ品) |
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という決意もむなしく、前回作った作品を加筆。 それから、新作2点を作成。 展覧会でゆっくりしていたため、作業時間は一時間。 たいして進まないんだよね。 そのあと、作田先生が、タカハシさんの展覧会に行きたいという話になり、(根津なので)Nさんと、三人で、タカハシさんのギャラリーに足を運ぶ。 あそこも、喫茶店の奥にギャラリーがある。 タカハシさんの作品は、相変わらずパワフルで、版画はよくなっていた。 よくもまあ、あんなに作品が作れるよなあ。今回は値段も書いてなかった上に、お土産までもらっちゃったけどなあ。 アタシの場合、版画って、売れる気がしないんだよなあ。 あれだよなあ。ウチは、画廊だから、嫌な気持ちにならないけど、喫茶店が本業だった場合、コーヒーも飲まずに帰る客は、嫌だろうなあ。 でもまあ、目的が、展覧会を見るというところなのだから、お茶しないのは仕方が無いのである。 よく、喫茶店や、居酒屋なんかも、壁面を貸し出して小銭を稼ごうと思ったり、タダで壁面を貸して、そのお友達を集客しようというのを見たりする。 喫茶店というのは、単価が安すぎて、ホントウに利益が出ないのよ。 せめて、ラーメンぐらいの単価が取れないと、売っても売っても赤になるという業種。 カフェ営業の本やなにかにも、利益が薄い話は書いてあるけどね、開業するなとは書いてない。本が売れなくなっちゃうもんなあ。笑。 |
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だから、ギャラリーが儲からない話をすると、「喫茶店で儲けているんですか?」 などという返事が返ってくることも多いんだけどね、喫茶店というのは仮の姿などという事情も説明しなければならない。 頑張って、ギャラリーの効率を上げなくては。 ここまでやってきて解ったのは、準備が早めだと、企画展で人を集められるということである。 とあるギャラリーなんかも、ネットのイラストレーターにメールを送り、結構展覧会を実現させている。 絵などゼッタイに売れたりしないはずの画廊である。 嫌まあ、あの程度でも、そんなに金を払って展覧会に出展する人がいるというのにもおどろいたけど、アーティストの人は、出展料が安いと感じていることにも驚いた。 そういう話なら、アタシも企画してみようと思い立った。笑。 さすがに、1ヶ月半というのは長すぎたよな。 概ね3週間というボリュームは悪くないと思う。 土・日が三回入るワケで、出すほうも悪い気はしない。 二週間単位だとアタシが面倒だし。笑。 1人でできることには限界がある。 |
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にゃんこのあとは、3週間単位のイベントをいくつか組み入れることにしよう。 アタシ的には、店の運営費が賄えて、さらに、留守番してくれる人がいると、絵が描けるので、ハッピーなのである。 儲けというのは、絵で稼げばよいし、そうでなくてはならない。 今までだって絵は売ってきたんだし、それ以外の収益を当てにしていては、絵も良くならないに違いない。 そんなことをぼんやりと考えながら、展覧会の企画や集客というのも、面倒になってくる。(早) 誰かやってくんないかなあ。笑。 まあいいかぁ。 私がやらないと、集客ができないのよね。それだけは理解できてきた。 それぐらい、誰が企画をアレンジするのかが大切かという話である。 |
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