◆◆◆ 1005 ★ ピエロの作品-2  ◆◆◆

 

2007.10.7

ピエロのヒッキーちゃんから電話があって、作品は使っても構わないということだったので、早速upする。

あと、6枚ぐらいは作らないとね。

イラストの原画を販売するかどうか考えたけど、やはり、売らないことにする。

何故なら、油彩を売りたいからである。

今日は、画家志望のシミズ君が画廊の留守番にきてくれたので、アタシは、小学校のアートイベントを見て歩いて、そのあと、アトリエで油彩の仕上げをする。

あと1ヶ月半ぐらいしかないので、今のタイミングで仕上げをしないと乾燥が間に合わないと思う。

この前描いた猫の絵や、薔薇の絵を何点か仕上げる。

ピエロの絵も描きたいよなあ。

イラストの原画があると、これを油彩に仕立て上げることが出来る。

油彩と水彩画は、完成度が全く違うので、水彩画のようには、油彩はまだ描く力が無い。

それでも、水彩で描けるのだから、いつかは油彩も、これぐらい良くなってゆくはずと信じたい。

モデルさん自体が止まっているからね、なかなか動きのある絵に昇華させるというプロセスに手間取ってしまう。

18日の日、彼女が所属する会の発表会があって、沢山のピエロさんやなんかがパフォーマンスをするというので、是非、小さいクロッキー帳を持参して、絵を描きたいなと思う。

随分昔にテレビで見た、モーツアルト生誕200周年の記念オペラの衣装。

素晴らしかったよなあ。

なんて独創的で、美しい衣装なんだろう。

DVDが出ていたら、また見たいよなぁ。

夕方、ギャラリーに帰る。

画家の比企さんが、区展から、作品を引き上げて、画廊に届けて下さる。

彼女は、区内や、県外でも多数の展覧会をされている作家さんで、絵も結構売っている。

その他、自宅での絵画指導、スクールの講師と多忙な方である。

そうして、画廊というのは、金がないと出来ないよねという話になり、アタシは、こんなに金が無いのに、何で画廊を開いたりしたんだろうという気持ちになる。笑。

まあ、そのうちに、役割を果たし始める日が来ると思う。

留守番のシミズさんも、友達が訪ねてくれて、コーヒーを飲みながら、結構イロイロと話せましたなどと、喜んで下さった。

比企さんも、自分が留守番しないと、絵は売れないと話していた。

当然だよねぇ。笑。

鈴木さんの展覧会のときも、沢山人が来てくださって、本当に展覧会を開いてヨカッタなと思うのだった。

画廊業を始めて解ったことは、買うほうは、飾る絵を買いたいということである。

それは、フツーの人の場合。

アタシのような収集家は、それぞれの収集コンセプトに従って作品を集めるということになる。

貸画廊での展覧会と、企画画廊での展覧会は、お客様の眼の肥え方が違うのだ。

だから、千住辺りで展開するのであれば、あくまでもフツーな絵の筋に、作品を仕立てて準備するということが大切になる。しかも、ギンザなんかよりもずっと安く出さないとならない。

自分の描きたい絵を押し付けるだけでは、売れたりはしない。

区内の作家さんの作品を展示して、見に来た人の感想ややりとりを拝見すると、そういう、駆け引きとか、買う人への配慮というのは大切だなと思った。

所が、企画画廊などを見て歩いているコレクターの方は、それではダメなのである。

楽しみにして行ったのに、

「なんだよ。売り絵かよ」と思って、本当に時間のムダだったと後悔すらしてしまうのだ。

(これは、収集家のお友達などと話していると、フツーにこういう話になります)

画廊業というのは、収集以上に学ぶことがおおいなと思う。

今まで、版画購入代金に当てていた、アタシのイラストのギャラは、画廊広告費に回されて、版画が買えないというストレスを除けば、順調である。

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