◆◆◆ 982 ★ 画廊オーナーコラム ◆◆◆

銅板画作田富幸センセイのサイトはこちら/
今、文房堂のアートスクールで小口木版を教えてくださっている長島 充センセイの応援サイトができました。

2007.9.16

画廊のページでは、オーナーコラム「展覧会を開こう」

というのを書いている。

はぁ。

「芸術とは何か?」

というページ、完成したのに、丸ごと消してしまう。

名文だったけどな。

UPするなという、神様の思し召しかもな。笑。

残念だったよなあ。

今日はだいぶ書いたから、もう書く気にはならないし。

またいつか。

芸術って、何なのかしらね?

嫌まあ、答えが見つかったってことでもない。

でもまあ、去年よりは理解が進んできた。

そういうことになる。

理解するのと、作品に表現できているのかというのは、全く違う場所にある。

そういえば、藝大のテラコッタの公開講座のときに、アタシの作品の一つの立体像の首が、本体から分離できて、グルグル回すことができる作品というのがあった。

センセイ、あの作品はウケてたよなあ。

「こんな(笑える)作品は見たことが無い」というお顔。

藝大のセンセイのウケを取れるというのは、アタシも立派だと思ったのよね。笑。

目標は、ウケかい?

芸術作品だからさ。うふ。

嫌まあ、そういう人に笑ってもらえるかどうかっていうのはさ、「芸」っていう言葉に含まれているわけだよね。

「芸」がつく言葉っていうのは、

「芸人」

「芸者」

「芸事」

「工芸」

「手芸」

とまあ、こんな感じなわけだけどさ、共通しているのは、「人を楽しませるために存在している」

ってことだと思う。

創作の中に、芸が入っているわけよ。

見た人に、「おおっ、スゲーっ」

という笑いとか、感動を与えるとかさ、そのために、稽古を一生懸命繰り返すとか。

そういう、鍛錬を重ねる、人間の深さみたいなものも含まれているということになる。

なるほどねぇ。

絵画というのは、実の所、そうではない。

自分がいいと思った絵を描く。

などとキッパリ言っている創作家の人も多くてね、まあ、カッコいいっちゃカッコイイ。

でも、カッコイイから絵が売れるというのとは違う。

「自分がいいと思った絵」を、他人もいいと思ってもらわなければならない。

まあ、そういう話である。

それにしても、名文だったのにな。残念だよな。

やっぱり、書き直す気力がない。年だよなあ。

アートファンにお勧めするサイト 東京アートビート(Tokyo Art Beat)

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.