◆◆◆ 980 ★ アトリエへ-2 ◆◆◆
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2007.9.16 |
アトリエで最初にしたことは、エアコンのリモコンを探すことである。 ふぅ。 探したぜ。 そうして、部屋をかたすわけでもなく、僅かに残された空間の上で、もう絵を描き始めてしまう。 掃除よりも、描くという作業が優先されているってことかなあ。 この先、大量に積まれた油彩を、一体どうすればいいんだろう。 多作の画家というのは、きっと、みんな同じ悩みを抱えているんじゃないかと思う。 オジャラコレクションの作品も、アトリエに戻されるワケでね。 一体、どこに入っていたのか、信じられない気持ちでイッパイだよなあ。 10月にある、区の文化祭に出品する作品も選ばないとなあ。 |
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そうして、木村先生が、絵は、ほとんど売れてしまい、手元に作品が無いという話を耳にする。 もう、93歳なのだ。 生きているうちに、絵を手放すというのが、画家の王道だと思う。 家族などに、任せてはいけない。 安くても、まとめて引き取ってくれる画廊かなんかに、お願いするのが、最も現実的だと思う。 嫌まあ、そういう画廊さん(引き取った作品を販売する力のある)が、買取を申し出てくれるのかという方が、もっと難しいんだけどさ。 そうして、左の作品が売れたことに対して、解る人はわかるのだと少し安心する。 この絵は、物すごい強い絵で、それは、額装されて展示されれば解る人は多いと思う。 いるか要らないかという話とは違う。 作っている時点では、料理を並べているような気持ちなんだけどね。(絵の具の輪切りと、マヨネーズ風) |
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昨日作った作品は、まだ、撮影していない。 カメラを忘れてしまったからである。 写真撮影の優先順位は、著しく落ちてきている。 でもまた、撮ると思うけどさ。 撮影して、ネットで公開しておかないといつ作った作品なのかを、後で思い出すことが出来なくなってしまうからである。 HPがレゾネっていう画家も珍しいよなあ。笑。 題もないし。 でも、同じ作品にはならないのが不思議だよね。 そうして、偶発的に、まとめて買われた絵の具なので、ふだんはゼッタイに使わない色が混じって、それがまた、新しい作風につながっていると思う。 アタシは、普段は基本の色5色ぐらいしか使わないからね。 |
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それから、やっぱり、区の文化祭に、どんな作品を出すのかをまだ決められない。 はぁ。 展覧会に出品するって、大変ね。 それから、1月に開く予定の、ニャンコ大集合展の企画書も作らないとならないし。 もう、半年も先の企画を、今から募集するのだというのが、画廊業である。 オジャラよ、まず、アトリエの掃除をしろよ。 そうありたい。 |
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