◆◆◆ 976 ★ 鈴木進次 写真展 「世界遺産の旅 中国編」 ◆◆◆

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2007.9.13

いよいよ、鈴木進次さんの展覧会がスタートする。

アタシはといえば、久しぶりに留守番から開放され、自由な気分。

壊れたコーヒーメーカーは修理を終え帰って来る。

近くのコーヒー豆屋さんから、生豆をローストしてもらったのだが、ウチのコーヒーの方が旨いということは理解できた。

同じ生豆をローストしているのに、こんなに味が違うっていうのが驚きだった。

なによりも、母までも、「ウチで焙煎する方が、コーヒーが旨い」

などという感想を言うので、アタシはそのことにも驚いた。

どんなにまずい喫茶店でも必ずコーヒーを飲んでいる彼女は、味が解らないのかと、長年思っていたからである。

驚くね。

旨いモノを知ってしまうと、人間というのは、マズイ世界には戻れないってことのよう。

刺身やチーズなんかにも同じ事が言えて、知らないことの幸せについて、私は考えるのであった。

写真については、まあよくは解らない。

あんなに人が沢山いる中国の風景写真なのに、人物が風景の中に入っていないというのは、スゴイことなんだなどと、彼の説明を聞く。

この前、アンリ・カルティエ・ブレッソンの写真展を見に行ったばかりだからね、どうにも脳裏から離れない。

それは、何を志して写真を撮影するのかという、作家の撮影方針により、結果が変わってくるということにほかならず、絵画作成であっても、それは同じなのである。

バタバタしながらも、岡本太郎展の応募用紙というのを完成させてゆく。

4ページも資料を作らされた上、作品ファイルを添付しろという公募展。

何を意味しているのかといえば、ある程度、安定して作品を作っているという実績が大切ということのようである。

オシオッサさんと、アタシの連名にするのか、単独で応募するのか、悩む所だよね。

実の所、オシオッサさんの才能の方が上だしなあ。

一緒に作っているっぽい品もないわけでもないし、わざと類似した作品もある。

はぁ。

アタシ的には、現代アートも作るけど、別に現代アーティスト志望ってことでもない。

現代アートは売れないからね、やっぱ、最低でも平面、できたら立体。

もし、作品を販売しようと考えるのであれば、創作から離れることはできないということを思い知るのである。

そういう話で、オシオッサさんの作品を出品することに決める。

ま、その方がいいんだよね。

アタシの重箱の作品は、足立区展で彫刻会賞をもらっちゃったしさぁ。

あれ、賞もらうと、岡本太郎展に応募出来ないというのは、最近きずいたんだよね。

もらわないほうがヨカッタよなあ。

という話にも発展してしまう。

足立の区展なんかに、出さなければヨカッタという話にすらなってしまう。

公募展の格というのは、物すごい差があるのに、賞は、賞なのである。

嫌まあ、区展に出した作品が賞を取ったというのは、全く作品のことを、センセイ方が理解して、受け入れてくださったということに他ならず、うれしい限りである。

ただ、本当に力があるのであれば、もっと、ちゃんとした評価を得られる場所に公募を変えてゆくというのは、仕方の無い話なのだと、客観的に思うのである。

まあ、アタシは、足立区ので十分なんだよね。

大きな会は面倒でいけない。

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