◆◆◆ 968 ★ 詩画集の制作 ◆◆◆

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2007.8.29

ポスターの仕事が無事終了。

次回から値上げしよう。

イラストの腕もだいぶ上がってきたことだし。

それにしても、今回のイラストは、あまりにも人の絵に似せて描くというお仕事だった。

サインを入れるのかどうか、悩みに悩んで、Rとだけ入れることにした。

はぁ。

(公共ポスターのときには、ひらがなでおじゃらと書く事にしてるんだけどさ。)

まあいいかぁ。

イラストレーターの仕事というのは、画業と違って、自分の描きたい絵を描くという仕事は少ない。

特に、公共ポスターだからね。

入れる文字とかフォント、大きさまで指定されて、制限が多いのよ。

ギャラリーでは、ここのところ、毎日ドローイングを繰り返す。

作っても作っても、イイと思うこともなく、

ぼんやりしていると、机やカウンターの上に乗り切らないほど絵が並んでいて驚く。

そうして、絵を乾燥させている間、ミロとか、ピカソ、ニキッドサンファルの画集を開いて時を過ごす。

こんなに大量の絵を、一体どうやって管理すればいいんだろう。

とりあえず、サインとエディション、作成日を全部の絵に入れる。

エディションは、ノートに記録する。

そうして、折角なので、詩も書こうと思って、もう捨てようと思っている紙の裏に、詩を書き始める。

パソコンで打つのも最近辛くて、手で描いたのをスキャンすることにする。

それだって、今年はまだ100枚も描いてない。

嫌まあ、台湾に行った時に、飛行機や宿で描いた作品とか、イラストのカット(下絵や本画の前に描くラフスケッチ)なんかも入れれば、結構描いていると思う。

スケッチブックの絵をバラす気にもならない。

今年は1000枚も描けるんだろうか?

おじゃらよ、描けば良いというものでもないだろう。

嫌まあ、そうなんだけどさ。

描かないよりはいい。

新しいカラーインクを仕入れてあるんだけど、古い、あまり使わないインクの消化につとめるべく、絵を描き進む。

そうして、白や墨のインクが無くなったりすると、薄めてグレーを作ったり、イライラしたりしながら、なんとかその日が終わるのである。

詩画集の編集に入る。

詩と絵を交互に並べて、つなげてゆく。

こういうときに、抽象画というのは、何も考えずに進めていい。笑。

そうして、本の原画だから、このシリーズは売らないことに決める。

手書きの原稿(というか、それがそのまま本になっちゃうという恐ろしさ)というのも、今では珍しい。

昨日はまだ乾燥していなかった残りの詩ももってきて、スキャンをしなければ。

ビミョーに赤いスジが入るんだよね。

(自動原稿送り装置を使っているからなんだけど)

手でスキャンすると、物すごい数があるので、省略することに。

みなさん、原画に期待してね。

そうして、この、捨てる予定の紙の裏に描かれた、ついていない絵は、どうやって保管すればいいのかと途方に暮れる。

詩の原稿とあわせると、概ね原稿だけでも160枚を超えるって予定。

もう少しページ数を減らすかなあ。

何と言っても、久しぶりの電子本の作成だからね。

一年ぶりかなあ。

1年で3冊出版という目標は、ハードル高いわぁ。

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