◆◆◆ 967 ★ おじゃら コレクション展/ドローインク゛ ◆◆◆

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2007.8.28

この絵は、なかなか可愛かった。

虹色の美女。

という感じ。

最近、誰も入ってこないので、魔女にでもなった気分である。笑。

魔女かぁ。

コーヒー豆を煎り、カラーインクをポタポタと落とす。

そうして、目を描き入れ、小さな詩を赤い文字で入れてゆく。

それは、まるで、背景の模様のように、とりとめのない文字なのだが、絵を見た人は、必ず文字に引き込まれてしまうのだ。

なるほどねえ。

文字の力ってことなのだと思う。

そうして、まだ、文才の方が、画才よりも上なのかと思うと、そのことに落胆するのである。

大好きなミロの画集をギャラリーに持ち込んで、眺めること3日。

それは、ドローイングをする前に、毎日眺めている。

ああ、こんな風には描けないよねえ。

いやまあ、ミロのパクリ品を描きたいということではない。

人や対象から離れて、もっと自由になりたい。

そういう気持ちにさせてくれる。

若かりし頃、鳥肌を立てながら見た、巨大なミロの作品のことを私はまた思い出した。

こんなに、感性を震わせてくれた絵というのは、ミロの作品群だけである。

知人が訪ねてくれたときに、そっと、岡本太郎賞の公募パンフレットを置いてくれた。

嫌まあ、出品料無料っていうのが好感度高いよね。

オシオッサさんに聞いてみる。

「ビニール袋に入れた息を出してみたらどうよ?」

彼女は、メロンの桐箱に入れられたその作品だけではインパクトがないので、もう一つの作品と対にして、一緒に出したらどうかという話に進展する。

そうよねぇ。

連名っていうのが、作家として情けないけどさ、作品のインパクトといえば、そっちの方がいいかなあ。

アタシがメロンの箱の中に何を入れたのか?

教えてあげないわぁ。

世の中、うさんくさくて困る。

まあ、そういう品ってことで。

審査員のセンセイに、伝わらないだろうなあ。たははは。外国のアーティストとかを審査員に招けばいいのになあ。

区内では、現代系でブイブイ言わせている木村センセイでさえも、

「会場内のテーブルを全部引っくり返して、それが作品だと言われてもねぇ。」ポリポリ

というコメントを残して、それは、アタシの、大竹伸朗さんのパクリ作品のような、汚い作品に向けられた言葉であると類推するが、

「美を追求するものでなければならない」

という信念があられるということを残して行かれたのである。

、、、、、、、。

「美」かぁ。

オジャラは、エログロナンセンスで結構。

いやまあ、そのどの絵(エロも、グロテスクも、ナンセンス)も描けていないというのが今の所の実力であり、それは、ある種の私の幸運なのだと思わないわけには行かない。

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