◆◆◆ 931 ★ ニキ美術館 ◆◆◆
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2007.6.20 |
諸事情があり、ニキ美術館に行くことになる。 これは、前々から計画されていた、壮大なイベントである。 ニキ美術館は、黒磯という駅から、バスで30分程度進んだ場所にある。 まず、黒磯に辿り着かなければならない。 北千住から東武線を利用。 栃木まで移動。 栃木から小山まで、小山から宇都宮を経由し黒磯まで行く。 この間、新幹線を利用するという手もあるが、これは、予算的にパスし、新幹線代で、皆と飲もうという計画。 朝8時21分の東武線快速に乗り込む。 ここでは、3-4本前に並ぶというのが大切。 この電車は一時間に一本しかない。特急ではないので、特急料金などはかからない。 栃木でJRに乗り換え。 黒磯に到着したのが11時30分頃。 バスが出るのが12時35分というので蕎麦屋で一杯やることにする。 1000円で、ザル蕎麦、エダマメ、生ビールというコースが当然のように選ばれた。 4人で行ったため、エダマメ2個を他のつまみに変えてくれなどという勝手な要望を店主に伝えると、快く応じて下さる。 蕎麦は、伸び気味ではあったが、低価格な上に大盛りだったため、苦情は出なかった。 小売業というのは奥深い。 |
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その後、予定のバスに乗り込み、第一近光荘前とかいう停留場で降りる。 おおっ。美術館に到着したときには、もう13時15分だぜっ。 帰りのバスの時間をチェック。 3時26分の次が、5時以降だったため、目標3時26分ということにする。 二時間に一本かぁ。キビシイぜ。 美術館までのバスの道には、牧場、トリックアート、陶芸のお店、テディベアの美術館、3D恐竜ミュージアムなど、心がそそられるテーマパーク多数。 那須って、イロイロな美術館や展覧会がある場所なんだね。 今度は、一泊とか二泊して、車であちこち旅をしたいものだという話になるが、ビミョーに運転者が酒が飲めないというのがネックになっている。 |
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ニキの作品は、ホントウにどれも素晴らしく、心躍らされた。 彼女のビデオも数本放映されていた。 「私の作品は、怒り(バイオレンス/テリブル的な作品)の表現から、ジョイに変わって、皆さんに受け入れられるようになった」 と彼女は話す。 それは、自身の精神的成長が作品を変化させたのだと話していた。 なるほどねぇ。 作品に怒りや悲劇をぶつけているという段階は、精神的に未熟だってことなのかなあ。 まあ、作家が「何故この作品を世に残したいのか」という理由があり、意図した結果を絵に表現しているのであれば、どんな絵であっても、それはアリだと思う。(宗教画・戦争画などのことを指す) でもまあ、怒りをぶつけた作品だけしか展示されていなかったら、那須まで行くことはなかったと思う。 彼女の女性をモチーフにした、自由でポップな作品が見たくて、足を運んだわけだからね。 ジョイって偉大だわぁ。 そうして、美術館の立地ということも考えさせられる。 集客ビジネスなのであれば、立地条件は商業店舗と同じように大切なのである。 |
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2時間という時間は、タップリ作品を堪能するということを意味する。 アタシが拝見した展覧会で、3時間いられたのは、芹沢ケイスケセンセイと、谷内六郎センセイぐらいかなあ。 あとの展覧会はどんなに頑張っても2時間はシンドイ。笑。 その点映画とか、テーマパークというのは、もっと長時間楽しめるものだよなあと思ったりもする。 1500円払ったのに、混みすぎて、何も見れないという展覧会もあるし。 展覧会のマーケットは、もっと、他の集客業態も研究して、もっと、展示をよくしないと、低迷からは抜け出ることは出来ないだろうと思う。 長島先生も、先日、ダヴィンチ展に行かれたと話されていたが、炎天40分待ちだったという話から始まる。 アタシはとうとう行けなかった。 受胎告知はともかくとして、ダヴィンチの他の作品を是非見たかったよなあ。 終わってしまったのに行けなかった展覧会の話をしても仕方が無い。 |
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