◆◆◆ 904 ★ ニャンコ受難 ◆◆◆

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2007.5.08

ニャンコは、近所の屋根を飛び歩くのを日課にしている。

彼は、自分の体重が増えつつあることを考慮に入れてなかったのか、高い場所から落下するなどして、腰骨を痛めてしまったようである。

丸1日(痛さのため)帰宅できず、やっとの思いで帰ってきたが、後ろ足両足が前に出ないような状態。

要するに、歩行困難という状態であった。

鈴木動物病院のドクターに見てもらうと、「これは、神経系か、ウイルス系のどちらかですねぇ」

などと診断し、神経系の注射をすることに決まる。

そうだよなあ。両足が動かないというのは、腰のあたりを強打という筋が高い。

人間に蹴られるとか、自転車に跳ねられるとか、高所から落ち、バランスを崩して腰を強打。

そういう系だということのようである。

病院から戻り、2日安静にしていると、少しずつ足が前に出せるようになる。

後ろ足が前に出ないときには、手で前に出してあげると、歩き方を思い出すのか、少し歩行ができるようになる。

猫の場合、自分で排泄しに行けなくなると、その日に死んでしまうという過去の経験から、物凄い心配していたのだが、さすがに、動物の自己治癒力というのは驚くべきものがある。

鈴木動物病院のドクターは、特に猫や小鳥、ハムスターなどの小動物には、無駄な延命措置はしない。

ペットの領分をよくわきまえている先生だと思う。

大型犬は、さすがに点滴とか、人間並みの治療をして、飼い主さんと一緒に治療を続けてくれるけど、ペットだって、人だっていつかは死ぬのである。

飼い主(家族)が、その死を受け入れなければならない。

その辺が、ドクターとして、家族にどう説明できるのかって話なんだと思う。

どっちにしたって、2日後、物凄い回復したので、たぶんクスリが効いたのだろうという話になり、もう一度ドクターに診ていただく。

そんでもって、同じ注射を打ってもらい、飲み薬をもらう。

ドクター「治りが悪いようでしたら、レーザー照射などをして、神経の痛みを和らげたりする治療もできますから、もう少し様子を見てください。外には出さないで下さい。ゼッタイ安静です」

などという指示を出して下さる。

家族というのは親バカだから、心配の余り、他の病院にも見てもらおうかとか、そういう話をしがちだが、アタシは、オットを説得する。

オジャラ「徒歩5分の動物病院に行くのだって、大暴れなのに、もっと遠い他の病院に連れて行ってどーするのよ?どんな動物だって、死ぬときは死ぬんだよ。病院の行き帰りだけだって、猫が可愛そうだよ。」

それは、飼ったときからそういう覚悟は出来ているし、生きる力が残っていれば、小動物というのは、人間なんかよりも、よっぽど回復力が高い。

それは、人間の病気であっても同じことであるが、地場には地場の病院なりの役割といものがある。

風邪をひいたぐらいで、国立病院に行くほうが間違っている。

3時間並んで、同じ風邪薬を出されるだけである。

ポスターの左側がケンちゃんです。

ニャンコは外でトイレをするのが習慣なので、なかなか家の中ではしてくれず、長時間ガマンしてしまうので、仕方なく外に出す。

そうすると、一時間ぐらいは猫道に入って出て来ない。

放置しておくと、怖いのか、情けない声を出して、ヘナヘナと戻ってくる。

そうして、随分と長い時間、眠りにつくのである。

ガンバレけんちゃん!!

自業自得だぜっ。

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