◆◆◆ 863 ★ 決算書類の作成 ◆◆◆

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2007.3.12

今年もいよいよ、決算の季節。

去年からバイトをスタートさせたため、収入は倍増のはず。

イラストのお仕事なんかもボチボチと増えつつあって、計算は、ある種の楽しみでもある。

概ね領収証やレシートなんかを仕分けして、紙に貼り付け終わったところで宅配便のお兄さんから電話。

荷物を受け取りに画廊に向かう。

それから、二階和室のクギやドアをはずす。

どれも古くて、バッチイというのが特徴である。

ニッカボッカを履き、キャタツに腰掛けている自分の姿について、誰が想像したであろうかという世界。

これでも昔はエリートで、トンカチなど触ったこともない頭脳労働者だったのよぉ。

信じてくれなくてもいいけどさ。

今では、マイ脚立2個所有。

マイ腰袋に大工さん爆笑。

今は、電動ノコギリを買うかどうかを真剣に検討中。

今日は、二階にあるドアや襖をはずして、クギやネジを取り去る。

その後、少し柱を磨いたり、小さいクギの芯なんかを抜いたりしながら、2階の間取りについて考える。

低予算だからなあ。二階にはあまり金をかけられない。

私的に言わせてもらえば、全ての収納をブチ壊し、新たに作り直したいという気持ちでイッパイなのだが、そこまで金は回らないと判断。

まあいいか。自分の作品を展示する程度だし、明るくすればヨイということでもない。(絵の最大の敵は光線なんだよね。)

絵が痛むだけだから、うす暗くしておくのが最も絵のためなのである。

とりあえず、天井板は取り替えることにして、ペンキで塗られたりしている柱は、一旦サンドペーパーをかけて、茶色い木製用のペンキで塗ってしまおうという計画。

その後、断熱材を挟んで、木の壁を貼り付けてもらえばヨイ。

木の穴には、パテを埋め込もう。

これだけでも結構時間がかかるはずである。

すっかりガテン系の毎日に、自分としては、本当にこれでいいのかと問いかける。

まあいいか。

誰かに頼めば金が出てゆくだけの話だし、自分でできることは、自分でやるほうがヨイに決まっている。

それから、階段に吹き付けてある、吹きつけ壁を少しずつはがしてゆく。

ハナクソがマックロになってしまうという恐ろしい作業である。

が、キライな作業ではない。

少しずつ、本来の壁が広がってゆくというのは悪くない。

手が届くところは、とりあえず自分でやろうという計画。

今収納スペースになっている場所は、使いづらいし、後から付け足された安普請なので、それはさすがに取る方がいいだろうという判断に。

ドロドロに砕け落ちた壁の材料をゴミ袋に入れると17時を過ぎていた。

外はまだ明るい。

もう春なんだねえ。

ヨイ季節に買えてヨカッタぜ。

一階に取り付けてある棚を、壊すのか残すのかで、まだ迷いがある。

図録や立体作品を入れるのに丁度良いし、ガラスが付いている戸もあるので、壊し難いのである。

可動式の壁面をつけてもらって、くくりつけの棚は残そうかなあ。

たまにはアトリエに行き、また何枚か絵を描いてきたいのだが、なかなかそういう精神状態にならない。

絵を描くというのは、ある程度の心の安定も必要なのだと思わされる。

画廊には、いくつかの木製の古い品が残されていて、アタシは、糸鋸で輪切りにして、小口木版に使えないかと思案している。

コケシだけどなあ。

コケシはムリかなあ。柔らかそうだから。

クビがもげて、頭もひび割れているコケシだからさあ、版木になった方が幸せじゃないかと思うんだけど、どーよ。

その他、大黒様なんかの古い木彫りの人形が残されている。

ミックジャガーのモノクロ写真と思われる品も出てくる。

これは売れると思うけど。(売りません)

小口の版木って、高いんだよね。

アタシは、アトリエに積んである、塗りかけのカシュー作品のことも気になっていた。

早く画廊の吹きつけ壁をはがしてしまいたい。

そうすれば、結構広いスペースで色塗りができるので、バッチイ棚という棚をキレイに塗装できるからである。

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