◆◆◆ 855 ★ 両洋の眼展 ◆◆◆

2007.2.18

不忍画廊さんから、チケットを頂いたということもあり、オットは、医者から運動不足を指摘され、散歩をしなければならないということもあり、二人で日本橋界隈へ。

その前に、文房堂のアートスクール展に作品搬入。

結局小口木版は間に合わず、仕方なく旧作を。汗。

ま、仕方ない。

出さないよりは、出したほうがいいに決まっている。

長島センセイの猫の作品だけは異様なオーラを発しており、何故、アタシも猫の作品を出してしまったのかという後悔しきり。

まあいいか。カルチャースクールだし。

作品の力の差というのは、並ぶだけで甲乙がついてしまい、頑張りというのは、作品を通して眼に見えて解ってしまうという世界。

イラストも、版画も、洋画も彫刻も、そういう解りやすい世界なのである。

そのあと、東京堂書店で、散歩のマニュアルをゲット。

一日で行ける、都内の散歩コースを手っ取り早く入手するためである。

そんでもって、「ちい散歩」というテレビ番組の散策マニュアルを買うことにする。なかなかヨイ本であった。

この日記でも、アタシがオットと何処に散歩に行ったのかというのを、アナタは読まなければならなくなる日は近い。

最後に絵手紙というのもアリだよね。笑。(パクリっす。)

そのあと、半蔵門線で三越前まで移動。

両洋の眼展は、去年に引き続き二回目。

レベルの高い展覧会だと思う。

アタシも、一年の間に、イロイロな作家さんの作品に触れたせいか、ああ、絹谷さん、とか、ぬいさん、石踊さんとかね、そういう有名作家センセイの作品をここでも拝見させていただいた。

ついでに、本館6階の美術サロンのコーナーも見学。

おおっ。こっちで小品を売ってるのかぁ。

なるほどねぇ。

ヨイ作品は、結構なお値段だけども売れていて、アートの販売の奥深さを思い知る。

ウチのオットは、値段つきの絵というのは初めて見たらしく、アタシは、売れた絵の見方を教えてあげる。

そうすると、売れた絵に関しては、値段もシゲシゲと眺め、絵が高すぎるとアタシに不満を申し立てるのである。

オジャラ「職業なんだからさ、売れたほうが勝ちなのよ」

オット「それだって200万とかさー、高すぎるぜ」

オジャラ「世の中にはもっと高い絵もゴロゴロとあるのよ」

オット「それにしたって、作家にはいくら入るんだろうね?」

とまあ、そういう品の無い話に終始する。

人間とは解りやすい。

同じ階では、茶道具やら、陶芸作家さんの作品展なども開かれており、そちらも冷やかすことにする。

オット「100万円の茶碗と、70万円の茶碗の違いが解らない。どちらにしてもくだらねぇぜ。」

オジャラ「3000円と言われても買わないわ」

という品に見えたが、結構な売れ具合。どうやると100万円で茶碗が売れるようになるのか、個人的には研究したいところ。

7階ではペルシア絨毯の展示販売会。

オット「同じ200万円だったら、俺は間違いなく絨毯を買うけどなあ」

オジャラ「アタシも」

という真っ当な価値観。

デパートにはお客様と同じぐらいの店員さんがいて、オットはその事にも驚いていた。

デパ地下で何か夕飯でも買って帰ろうという話になったが、お値段の高さに怒り始め、近所の居酒屋で酒を飲む方が幸せだという結論に至り、結局何も買わずに帰ってきた。

2.19

今日は、オットが携帯デンワを忘れてしまい、駅まで届けるついでに、ハンズへ。

カシューをネットで買おうかと思ったけど、送料の分、ハンズの方がお安いからである。笑。

小豆、黒、カシューフェーサー黒、ネオクリアーを注文。

大きいカンナは、先日白兎さんに頂いたんだけど、小さいカンナも必要なので、小さいのをゲット。

そのほかに、ノミと、直角の定規なんかを買う。

テーブルの足は、コストとの相談。

30センチの高さであれば、足と、専用金具も売られていた。一個900円近くかかってしまうので、4個つけると3600円もかかるぢゃん。

板よりも足の方が高くてどーすんのよ。

テーブルの高さは、気持ち的には35センチがベストなんだけど、下にも小さいテーブルを入れたいんだよね。

大・中・小を作るんだけど、

中を35センチにすると、大の方は、最低でも、足の長さが37センチ必要って話である。

丸い木を切って自分で組み立てて足を作るのか、それとも、足を買うのか?

というのを思案しながら、どちらにしても、表面を削ったり、磨いたりが済んでからにしようと思うアタシ。

アタシのワリには、なかなかヨイ決断だったと思う。

何分、今は、塗りかけのカシュー作品と、カンバスが200枚という大量のブツが散乱していて、それ以上のコトが進められるとは思えない。

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