◆◆◆ 848 ★ 思いもよらぬ話-3 ◆◆◆
2007.2.2 |
画廊での展覧会というのを見ていると、画廊ごとに特徴がある。 スペースのある画廊では、初日にパーティーというのを開いて、知人がお祝いにかけつける。 狭い画廊では、そういった会は開かれない。 貸し画廊で展覧会を開くという人たちは、真剣にどこで展覧会をするのかというのを調べている。 年配のアート愛好の方々は、できればくつろぐスペースがあって、お茶なんかを出したりして、ゆっくりと話をしたい。 そういう要望がある。 画廊というのは、絵を見るということにスペースを割くため、なかなか、作家さんが来た人をおもてなしするという場所は少ないなと思う。 まあ、パーティーをやろうと思うと、ヘルプしてくださる人の(給料の)話とかもあるからね。 酒飲んで暴れたりされたりして困ったりとか、そういう苦労を、画廊の人がしたくないとかね。 そういう話なんだと思う。 |
|
パーティーができる、お茶が出せる。 来た人にゆっくりしてもらえる。 作品を見ながらイロイロ話せる。 まあ、そういう事を重視したスペースというのも悪くないと思う。 そういう理由で、会場を決めている人もいるはずなのである。 画廊選びのポイントとしてもう一つ。 画廊というのは、広ければいいというものではない。 貸し画廊を借りる人の絵というのは、本当に幅広い。 カルチャースクールの生徒さんたちのグループ展から、イラストレーターや作家さんたちの展覧会、プロの版画家さんとか、作家さん。 どの程度のレベルなのかというのは、入ってみないと全く解らない。画廊側としてみれば、画廊の貸し賃さえもらえば、どんな絵でも構わないというという本音のところがある。 企画の画廊とは、質の面で随分と差があるワケで、展覧会をしたといったって、絵など売れるはずがない。 普通の作家さんの場合、完成度にムラがあるものなのである。 イイ絵と悪い絵が混ざる。 時間が足りなくて、絵が出来上がらない。 急いで作ったので絵が荒れている。 壁面が広すぎると、なんとか壁面を埋めようと、そういう筋の荒れた絵も並んでしまうのだ。 逆に、壁面に限りがあれば絵は厳選されヨイ絵だけが展示される。 であるからして、実は、広すぎないというのはポイントが高い。 そんなに広くない展示スペースであれば、いくつも展示すると、ああ、沢山あるな、頑張ったなと思われる。 ところが、展示スペースが広すぎると、絵の点数が少ないと、ガランとした感じで、展示が難しいのである。 |
|
見せて頂いたのは古い建物だから、我慢して使うしかない。 まあ、保健所の飲食営業許可は問答無用でパスする建物なので、今から喫茶学校などに行くのもいいかなあ。 アタシはそういうのに向いてないけど、学校に行くのは楽しそう。笑。 少なくとも、母のボケ防止に、何か軽度の楽しみとして取り組むというのは悪くないと思う。 お茶かぁ。湯沸しポットと、コーヒーメーカー置いておけば、いいような気もするよなあ。 谷中コーヒーさんが近いし。笑。(生豆を焙煎してくれて、その場でひいてもくれる。) アナタはコーヒーについて、ある程度のこだわりを持っているかもしれないが、自家焙煎しているアタシ程ではないと思う。 自家焙煎のコーヒーは、旨い。 圧倒的にオススメしたい。 でもなあ、年寄りはマシンの使い方解らないと電話かけてくるしなあ。気持ちとしては、フツーのヤツが一番って気がする。 |
|
アトリエをスタートしたときに、千住の喫茶店が閉店して、ちょっと高そうなコーヒーカップとか、ガラスのグラスを何客か買っている。 辰爺(前の家主さん)の残していった、昭和レトロの食器なんかもある。 なかなかカワイイ。 そういった品を使いながら、来て下さった方にコーヒーぐらい出したいよなあ。 キッチンをどうするかなあ。 ウチの母は、シンクなんかを入れ替えたいって言ってたけど、アタシは、必要ないと思う。 もし、するとすれば、大理石の台かなんかをシンクの上に乗せちゃうって話だと思う。予算的に大理石はムリっぽい。笑。代替品をという話である。こういうのは、バリ島は安かったけどね。 セメントにタイル張りかあ。大工さんに台をつけてもらって、自分で貼るかなあ。笑。 出来具合を考えれば、人口大理石とか、その筋の品を載せる方がイイという気もしてきたけどなあ。 まあいいか。金がないから、あとは自分でやるしかないもんなあ。 でもまあ、台はつけたいよね。今は、シンクしかないんだけど、台があると見栄えが良くなるし、作業もしやすくなるからである。 冷蔵庫は、アトリエから移動。 移動しちゃうんだ、、、、、。 コーヒーメーカーは悩むところだけどな。 当分は、店内の色塗りで、ギャラリーの方に詰めることになると思うから、きっと移動。 1人で2箇所を同時に使うことは出来ないのよ。 オープンの日は遠い。 |
Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara. |