◆◆◆ 842 ★ 更なるカンバス下塗り ◆◆◆

2007.1.28

今日は、オットが仕事に出てから、急いでアトリエへ。

MAPのイラストを描き直すので、紙を取りにいくという理由からである。

そうして、下塗りが終わらないと、いつまでも絵がかけないので、この前塗った2度塗りの分に、シルバーホワイトを塗る。

ペットボトルを半分に切って、その中に、絵の具3本(20MLを3つ)、ポピーオイルをドボトボと入れ、太い筆で混ぜる。

それから、柔らかいハケで、この前と同じ要領で、どんどんと塗り進める。

途中まで塗って、台所のまだ1度しか下塗りしていないカンバスが気になり、とりあえず2度目のCANSOLを塗ってしまうことに。

早っ。

そのあと、また作業場に戻って、シルバーホワイトを塗り捲る。

漆塗りが上手いワケだよなあ。

それから、印刷屋さんに頂いた、製版用のインクや、朱塗りのタンス、ガラスのペン先、ハーネミューレ(高級版画紙)などを持ち帰る。

漆の箱は、ちと、未完成の部分を仕立て直す。

重箱は、一番上のフタの漆を厚塗りしたため、箱に入らないという大ピンチ!!

早速、まだ未知の研ぎという作業に入ることになるとは思わなかったぜ。

小さい重箱は、またゲット。

痛み具合を見て、何色に塗るのかを決める。

出来れば、飛んでいる部分だけパテを入れて、金箔かなんかを貼り付けたい。

それだけで、品物が生き返って、小物入れなんかに使えると思う。

外側の箱は傷んでいるようなら、内側を朱塗り、外を黒にしたい。

手前のフタは無いみたいなので、手製になると思う。汗。

できれば、少し力を上げて、日銭稼ぎをしたいわけよ。ガンバルわ。

そういえば、ヤギ姉さまから、新作家展のご案内頂きました。

いつも、ありがとうございます。また、楽しみに拝見したいと思います。

アタシは、カンバスというカンバスに下塗りを終え、シルバーホワイトを塗ったカンバスも推定50枚以上はあるということが解り、かなり心の平静を保っている。

大体、こんなに長い間カンバスが無かったという所が問題だぜ。

ヤフオクで落札したボロボロのインクは、ビミョーにカチカチも含まれている。

カチカチは、カドミウム系は、開いてトンカチで砕いて使う予定だけど、あまり高くない色は、そのまま、桐箱にでも詰めて、漆で固めようとかさ。笑。

古い絵の具チューブの錆びた質感というのもなかなかの味だよなあ。

たとえば、コップにカチカチチューブをぐるりと巻きつけて、麻紐なんかで止めて花器にしたりしてね。白州正子もビックリの斬新さ。

アタシが低予算なのは仕方が無いので、ちと趣向を凝らして勝負ということに。

負けられねぇ。(→ここは笑うところっす。念のため)

暖かいせいか、庭のバラが咲いており驚く。

バラって、スゴイよなあ。何の支えもなくて、もう2.5メートルぐらいに成長しちゃって、勝手に咲いてるんだもんねえ。

普通、冬は剪定するんだけどね。

アトリエの場合、ケムシやイモムシも放し飼いなので、勝手に葉を食べてくれるから、剪定はしない。

生態系ってよくできているなあと思うわけ。

殺虫剤をかけて、虫を殺して、葉が混みすぎてしまうからと、剪定するなんて、愚かの極み。

勝手に虫が、バラが咲く程度に葉を食べてくれるのよ。

増えすぎて困る?

ウチには、足長蜂や蟷螂、カエルなんかも来る。

スゴイよなあ。

エサがあるというだけで、勝手にやってきて、適当に喰いチラカして消えている。

そういう場所が、また、東京にも増えるといいと、アタシはいつも思っている。

などと書くとカッコイイが、庭は実は、物凄く荒れている。

働いていたときには、もう少し、ガーデニングの時間があったものだけどなあ。

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