◆◆◆ 838 ★ 自炊のススメ ◆◆◆

2007.1.20

アタシは、本はほとんど読まないので、いつも雑誌コーナーへ直行。

今日は、料理の古本コーナーへ。最近料理がマンネリ化しているため、オットからの苦情。

「本を見て、レシピどおりに作れ」

ある材料で適当に作るという人生の中に、料理本を見ながら、料理を作るという話は出て来ない。

それはまるで、廃材を利用したアートの世界でもある。

アタシは、アーティストの皆様には自炊をオススメするわぁ。

カップラーメンと同額程度のお値段でも、ヘルシーで腹に溜まる食事もできるしさ、何よりも、一回・一回が創作なわけだからね。

アタシは、掃除とかアイロンはキライだけど、料理はキライじゃない。

最近は、外でスパゲティーとか食べても、自分で茹でるほうが旨いので、なんだか外食は気が進まない。

そうして、ぶくぶく太ってしまい、服が着れなくて困っているため、ダイエット中。

話が支離滅裂っす。たはは。

とりあえず、ここで言いたかったのは、自炊をするというのは、ある材料で食えるものを作るという鍛錬に他ならず、それは、アートの創作にも通じるという話。

だから、オススメというリコメンド。

個人的事情では、今は夕飯一日一食で、お茶やせんべい一枚などを昼に食べる(オットが職場からもらってきた品)

残り物とか、もらい物のお菓子とか、そういうものが無くて、物凄く腹が減ったときには、蕎麦掻を作る。

そば粉と、ワンタンスープの粉、水適量を混ぜ合わせ、コンロにかけて、グルグルとかき混ぜながら熱すると、完成。

しょうゆを少量かけて頂く。

1人で食べる食事というのは、淋しいものであり、アタシは、オットがいなかったら、(料理などは当然に作らないので、)餓死していたかもしれないと思うことがある。

作品を作っている間は、アドレナリンが出まくっているので、お腹があんまり減らないんだよね。

飲まず食わず、立ちっぱなしで5時間くらい経っていることもある。

夜になってしまい、夕飯を作るという使命があるので、やっと人間に戻り、家に帰るのである。

料理本のコーナーには、明らかに団塊オヤジ。

そうして、アタシがこれから買おうと探す予定の、「鍋物の本」を含む105円の料理本を15冊ぐらい買ってしまう。

はぁ。

離婚でもしたのかなあ。奥さんが病気になったとか、老後の趣味に男の料理を始めたとか。イロイロな筋が展開してきて、ショートストーリーでも書けそうな気分。書かないけどさ。どんな理由であれ、たいした筋にはならないし売れたりもしないもの。

何でもいい。「鍋物」の本だけは残してくれればヨカッタのになあ。

売れてしまった古本に未練を残すのは時間のムダなので、酒のつまみの本でも買おうと物色。

買うことに決めたのは、やはり105円で、激安おかずとか、パっと出来る系中心。

選ぶ本で性格でるよなあ。心が貧しく、料理は手抜き。はぁ。嫌になるぜ。

そのほか、龍のイラスト集と、マンガのテクニックの本を一冊。BT。

結構買っちゃったよ。

BTは、銅板画のお教室のみんなで回し読みされるに違いない。笑。

これから世に出る、若い人向けの本なんだろう。

本の読者層というのは、本を読めばよく解る。

だいたい、本を参考にして創作している人に、自分の絵が描けるはずが無い。

創作というのは、作家から湧き上がってくるものであり、それを止めることは誰にもできないのである。

拳ちゃんのコーナー。

猫も入るエコバッグ。(手縫い)

お気に入りのコートについていた大きいボタンを再利用。

あのコートは高かったけど、シルクだったのでもう着れなくなって捨てられてしまう。残念だぜ。

この前買った、赤いバックスキンの小布をボタンの台として利用。肩からかけるタイプ。

唯一の何は、直接品物を入れると、中が汚れてしまうというのが嫌で、また、ビニールのバッグをもらってしまっているという事実。

あまり地球環境に優しくないバッグであった。

中に、ビニールバッグを入れて歩くことにしよう。

ちなみに、このバッグを入れる小バックもある。

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