◆◆◆ 822 ★ 雑誌の表紙絵を描く ◆◆◆

2006.12.26

パソコンとか、ケータイ電話というのはまあ理解できるとして、電子チケットとか、クチコミとか、顧客接点のマルチチャネル、コンシェルジュ対応というのを、一体どうやって描けばいいというのだろうか?

まあいいか。

絵がボツになるということはあまりない。

正確には、適当にいくつか描いて、残りの分はカットに使ってもらっていた。

今年は方式が変わって、最初に何十点かを出し、その中からテーマに沿った内容で、適当に使われるということである。珍しい形式だぜ。

何枚か描いていると、次の案が浮かんできたり、もう少し気の効いた絵にしたいとか思ってきて、そのうちに笑いを取りにいくという傾向は変わらない。

それにしても、ムリあるよなあ。

イラスト、無い方が雑誌の為なんじゃないかといつも思うんだけどなあ。(その話はご担当に何度もしている。汗。)

雑誌表紙なので、こちらから断るという筋の話でもないのだが、絵的にはビジネス誌というテイストでもない。

まだ、詩集とか句集とか、その筋の文芸誌の同人誌の表紙とかさぁ。

絵はとりあえず、20点以上は描き、画像データとして加工する。

切り抜いて使うので、線を太いイラストに仕上げ、黒縁だと色が強くなりすぎるので、少し軽い色に補正する。

やっぱ、絵を描くのは早い。笑。

グラフィックデザインよりも絵の仕事を増やしたいよなあ。

現実を受け入れるしか仕方が無いよねえ。

バイト代が入ったので、カンバスでも買おう。

久しぶりに世界堂のサイトに行くと、オンラインショップがかなり充実していた。

絵のひび割れが気になるので、ひび割れないように、ジェッソ(下塗り用の特殊な材料)も使うことに決める。

やっぱ、先の話が心配になるもんねえ。

小さいカンバスを200枚と、ジェッソを購入。

最近は、SMとか、0号とかしか売れないのよね。笑。

そんな小さい絵を持っていても仕方ないと思うんだけど、まあ、絵を買うって、それぐらい皆さん慣れていないんだと思う。

大きい絵って邪魔だしね。

来年は全部描くぜ。

という気合。

それにしたって、10号を除いては、カンバス一枚もないって、どういう状態だったんだろう。

そうして、今ある絵はどこに置こうかなあ。はぁ。

自宅の天井裏かなあ。

200枚を一回で下塗りした場合に、どういう状態になるんだろう。F4はやめて、F0を100枚とかにするべきだったかなあ。

小さい絵ばかり描いていても仕方が無い。本当は、もっとデカイ絵が描きたいぜ。

リーマン時代のバイクサークルの忘年会がキッチンミナミさんで開かれる。

そんでもって、久しぶりに皆様に会う。

豪傑な方ばかりで、本当に驚かされる。

バイクのサークルに入っていたときはまだ独身だったもんなあ。驚くよ。

バイクで通勤していたというのにも驚くけど。

天使の絵は大人気で、3万円でマスターが売ろうとしていたが、流石に3万円という絵でもないと思う。7万円ぐらいで売れる予定。笑。

7万円って、絵に使う金じゃないかぁ。

皆さんお金持ちなんだけど、フツーに庶民。

お金持ちなんだけど、庶民なんだよねぇ。解るわぁ。

そうして、概ねの仕事が終わり、いよいよマップの仕事に着手しようという気持ち。

年末年始の展覧会のチケットもゲット。

イラストのギャラも入って、かなりピンチを脱出。

やっと人間らしい生活が出来る可能性がでてきた。

今日は本屋に行き、アート雑誌を眺めていて、気になる雑誌があったのでゲット。

あれだよなあ、「今更、それを買うか?」という本なのよ。うふふ。

アタシが何を買ったのか、アナタには当てられないと思う。

美術系の雑誌がビミョーに増えている気がする。値段が高すぎるよねえ。ターゲットが広告主だということになる。

美術雑誌の年賀状とか、あの、年鑑の欄とかに、載るようにしようかなと考えたり。

美術の窓の年鑑の掲載費っていくらなんだろうなあ。

今度聞いてみなくちゃ。

あれに載っていると、ホンモノの画家だと信じている人がいまだにいて、税務署の人までも、それを参考にしているような会話に、気絶しそうになるけどねえ。

絵の価値って、一体何なんだろうね。

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