◆◆◆ 815 ★ カレンダー2007 ◆◆◆

2006.12.11

来年のカレンダー用のイラストを書き下ろす。

でも、イラストレーター協会の年鑑のジャケットデータに難がついてしまい、作り直しになったため、カレンダーを作っている時間はない。

はぁ。

デザイナーって大変なのねぇ。

絵を描くスピードと比較して、圧倒的に時間を取られるよなあ。

注*アタシは、絵を描くスピードが極端に早い。

この絵だって、12枚を2時間-2時間半程度で描いていたと思う。

最初に時計を見たのが10時半ぐらいで、終わったのが12時半ぐらいだったというのがその根拠。

嫌、まあフツー。だいたい、大した絵でもない。

大竹さんの展覧会の時にも思ったけど、本当に、サラサラとというか、チョロりと描いた絵がいくつも並んでいて、いい絵もいくつかはあるんだけど、全部がということでもない。

でもまあ、一緒に展示されていると、それなりに見えてしまうというのは初めて知った。

22日は、もう一度、ベースギャラリーに大竹さんの作品を見に行く。

うっひょー。赤丸数増加。

さすがに、この絵はぁぁぁというのは売れてないけど、見れる絵は全部売れているという世界。

銅板画は、全景には展示されていないのもいくつもあったけど、美術館で展示されていたのは、赤丸がいくつもついていたのもあった。

本当に、チョロチョロと描かれた作品なんだけど、ああ、なかなかこういう線は作れないなという銅板画には、素直に引き込まれてゆく。

買うかどうか迷っていた版画は、結局買わず、自分でパクリ品を作ることにする。

美術館で展示されていた油彩を一枚模写しようかなあと。ピカソのもマティスのも、まあ、自分の模写でオッケーな人だし、アトリエに来た人に笑ってもらえるし。

ああ、大竹さんを知っている人が、ウチのアトリエには来ないだろうぜ。

スクラップ作品は、これからも作ると思うし。あれはあれで楽しいし。

見せられるほうはたまらないよなあ。笑。

大竹さんのスクラップブックは、噂では、一冊億とからしいから、安ければ売れるかもしれないし。たはは。

そういう世界なんだろうか?

現代美術館のショップをウロついていると、探していた本があった。

それは、前から読みたいと思っていた本であり、9月に文庫になって再販されたみたいだった。

おおっ。

現代美術館で、この本を買うかなぁ。

しかも、大竹伸朗を見たあとでだよ?

本を買うのは、ひょっとしたら、去年か一昨年の、「デュシャンは語る」を買って以来かもなあ。

何を買ったのか?

教えてあげないわ。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.