◆◆◆ 810 ★ バーゲンに行く ◆◆◆

2006.12.11

不忍画廊さんでは、恒例の名画大バーゲン。

フジタの図録、(小口二枚組み込み)は、既に売れた後であった。ああ。電話して予約しておくんだったよ。

というように、絵も見ずに買える程、信頼感を持って買い物が出来る画廊である。

あーたねぇ、そういう場所というのは、世の中にはそんなに存在しないワケよ。

オジャラは、この前ゲットしたシゲノさんの美少女作品を回収に行き、バーゲン品を物色する。

あれだよなあ。今回のは、作品がビミョーに大きいよなあ。

大きいと、販売額もまとまってしまうからねぇ、ビミョーだよねぇ。

それでも、相場から考えれば質の高い品物を、リーズナブルな価格設定で頑張って販売してくださっているなと思うのよ。

これだけ回っているアタシがそう思うワケだから、他にもそう思っている美術愛好家は多いと思う。

文房堂でもバーゲンが行われていて、画材が超お買い得。

アタシも紙を買いに行きたいけどなあ。

とりあえず、画材には困っていない。

困っているとすれば、描く場所だよね。

描けばヨイということでもない。

スクラップをスタートしてからというもの、イロイロなゴミを捨てなくなり、家の中は散らかる一方である。

あれもこれも貼り付けたい。

そういう強い気持ちが沸きあがってくる。

何かに憑かれたに違いないぜ。

そうして、画廊に行っては、今度は、チラシなんかも今までは遠慮していたんだけど、絵的に面白いとか、色が珍しいなどという理由で、持ち帰ってきてしまう。

はぁ。

それにしたって、大竹さんは、あの汚く見える作品をどんどんと売っているんだから、そこはスゴイよなあ。

イラストレーター協会の通信で、テレビチャンピオンの日本ペーパークラフト選手権出場者募集などというメールが届く。

ペーパークラフトかぁ。

1人ではムリ。笑。

ま、世の中のスゴイ人のことは、あまり考えないようにしよう。

でもまあ、番組は見たいぜ。

あの番組も、人に何か創作などをさせて、それを競うという安易な番組だけど、何気で最後まで見ちゃうことが多いよね。

どんな創作物でも、料理でも、パンでも、和菓子でもクラフトでも、絵的にも面白いしね。

日本一を決めるというコンセプトもいい。

テレビチャンピオンの店

などという店頭看板を見たことがあるけど、それはそれで、入ってみようかという動機にもつながるし。

東京イラストレーションソサエティから、また、公募の案内がくる。

今回は、六本木の新美術館で展覧会をやるみたい。

ウチの協会も、都美館でやればいいのになあ。

作品を返しちゃっている可能性あるからなあ。

でもまあ、近々、そういう方向にはなっていくと思う。

会員数が増えてきているし、活動内容も、もっと具体的な形で進化してゆくと思う。

活動実績が優れていれば、スポンサーもつけられる可能性もある。

そうしたら、もっとイロイロな形で、アーティストさんたちの支援につながる会になってゆくはずなのよ。

1人では出来ないことも、力を合わせれば、大きなことが出来るようになる。

アート活動というのは、本当に孤独な作業であり、アーティストというのは、いつも自分のことばかり考えている。それは、職業特質として、単体で行われるという、得意な面があり、仕方が無いことなんだけどさ、人間関係の広がりがないと、作品がつまらなくなっちゃうからね。

気をつけなくちゃいけなに部分なのよ。

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