◆◆◆ 787 ★ 近況 ◆◆◆

最近忙しくて更新できないので、オヒマな方は、作田センセイのサイトから行ける、

ブログ・ユトレヒト通信を読むように。

2006.11.1

三百数十枚と思われる、参考書のイラストのカットは無事に終了になる。

時間ができたので、遅れに遅れていた、日本イラストレーター協会の年鑑の編さんを終了させる。

年鑑の編さんといっても、こちらが、かなり、メンバーの方に協力をお願いして、お互いの作業が最小になるようなスタイルで進められた。

誰だって、ウハウハという時代でもなくて、安価に、力を合わせて何かをしよう。

まあ、そういう趣旨である。

そうして、そういう皆さんの協力や、まとまって何かをしようというムードは、本当に勉強になるものだと思わされた。

少なくとも、アタシは、年鑑担当者として、年鑑掲載者全員と関わることになり、そのことだけでも、本当に有意義なことである。

交流会などでも、人数が多すぎて、どの方がどんな絵なのかなどは、あまり理解が進まない。

顔写真入りの年鑑イラストを見れば、地方の作家さんであっても、ああ、この人。(絵だけは覚えておりますのよ、おほほほほ)

という世界。

それ以外の話でも、相互に相談しあったりできる関係につながってゆく。

個人的には、年鑑の編さんは、技を伝授して、他の方に引き継ぎたいという気持ちでイッパイである。

アタシは、電子本の出版で、収益を上げる必要が無いからである。

逆に、安価でも、多少の収益につながるのであれば、自分の作品集作りも含めて、トライしてみたいという若い方も多いと思う。

情報を発信するということは、本当に覚悟の世界であり、情報を発信し続けるというのは、もっと別の、ある種の才能なのである。

画集というのは、そういった才能抜きに、作品を作る力と、発表したいという意思があれば、どんどんと作れていくのがスゴイ。

作品が、人を集客できるのだとすれば、それは、商売になり得るということに他ならない。

人を集めているように見えるHPであっても、コンテンツで人を集客しているサイトは、ごく僅かである。

旅行・海外系は、比較的にそういうサイトを作りやすけれども、それ以外の世界では、そう簡単に、コンテンツを増やしたりできるものではない。

陶芸釜の検討は概ね終盤にさしかかり、50万円強の陶芸釜に決めようと思う。

内径が40センチ四方あり、14%の縮みを考慮しても、結構大きい作品が作れるというのが第一点。

サイズ的に、置く場所も、まあ、無難に確保できそうというのが第二点。

というかさー、何処に置くのよ?

そうだよねー。間口が二間の大きい玄関には額縁のストックが大量にあるからなあ。

置くとすれば、玄関を入った所にある展示スペースのフェンスを外に出して、そこに置くというのが、最も現実的だろうと思う。

奥の作業スペースは、作業台が2個、乾燥棚、エッチングのプレス機、ミシンでもう、足の踏み場もないほどの狭さだもんなあ。

というように、収益のほとんどは、再投資に回されるので、あとりえおじゃらのコスト効率は物凄く悪い。

オジャラよ、投資というのは、儲かっている会社がするものだぜ、、、、、、。みたいなね。

陶芸釜を時間貸しするという案は、現実的に、実現するのだろうか?

一体いくらでお貸しすればイイというのだろうか?

そこだよねぇ。

1回3000円くらいは欲しいもんなあ。

そっ、それであれば、3000円の器買ったほうがいいと思わない?

でしょー??

いくら、釜が大きいからっていったってさ、そんなにいくつも作ったりするだろうか?

という話もある。

近所にある陶芸工房に焼きに出した方がいーんじゃないかという気持ちにもなるんだよねぇ。

それに、作った作品は、(今だって、物凄い邪魔なのにだよ!)この先、一体どこにおけばいいっていうんだろう。

という世界。

あまり、イロイロなことを考えるのはよそう。

少なくとも、自分なりには作りたい作品があり、(それは、物凄く強い意志に支配されている)50万円程度の資金で、しかも、自力で稼いだお金で買える品なのであれば、買うべきじゃあないのかよ?

私の作品は、移動途中で破損してしまうのである。

移動させないで焼くことが出来れば、それなりに売れるはずなのだ。。。。。マジィ?売ったこともないくせに、、、、。

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