◆◆◆ 771 ★ ポートフォーリオの作成 ◆◆◆

2006.8.29

ポートフォーリオというのは、作家の作品や活動などをまとめたファイルのことである。

a3一冊を提出できて、しかも、その外に、例えば、著作物なら印刷した状態で3冊、ネガポジ状態で数点、ビデオは3分まで、のどれかが添付できる。

ビデオを作ろうかなとも思ったけど、3分というのは短すぎるし、アタシは、映像の専門ということでもない。

ポジにするには金がかかるし、写真はデジタルデータしかない。

過去の著作をプリントアウトして提出という案が残る。

やっぱ、アタシの傑作といえば、「バリ島☆ぶうげんびりあ」ははずせない。

まず、これを印刷してみることにする。

半分に縮小して、本の形に綴じて提出ということに決める。

返却後もアトリエで展示できるし。

今までは原画しか展示してなかったけど、ぶうげんびりあの原画は、色ついてないから、出来上がりと随分と違うものなのである。

もう一つは、電子本、自前出版してみませんか?にしよう。

何と言っても、大手出版社から出版の打診が来た位の読み物である。

自分の作品発表のため、電子本作りを独自で研究開発、発表したというのはスゴイ。笑。

ダウンロード数が6000越え。オメデトウ。

というように、ぼんやりしていると読まれているという恐怖。ネットの世界というのは奥深い。

あと一冊かぁ。

やっぱ、イラストレーション・i.m.pressさんの表紙集が一番完成度高いかもな。

なんと言っても、稼ぎ頭だし。

あの作品集がなければ、アタシは、イラストレーター協会に入ることも無ければ、理事になることもなかった。

ちゃんとした形で公開して、自分の力というのを採用者に知っていただく活動というのは、作家であれば、必ずしなければならないことなのである。

そういえば、一緒に出版話があって、「通勤電車で座る技術」を書いたヨロズ君は、映画化が決まったらしい。

絵的には、映像の方が面白いもんなあ。笑。

ヨロズ君は、また、著作物の利用料などが入るらしく、ホクホクしていた。

どーよ。

アタシは、出版しなかったことによって、損をしたのだろうか?

そんなことは誰にも解らない。

少なくとも、「電子本自前」本より、アタシの自叙伝の方が、映画化されたときには、面白いと思うけどね。(書きません!キッパリ)

電子本を自力で出版した話の映画など、誰も見たくは無いぜ。

今取り掛かり中のMAPはやっとデータが揃う。

あとは、地図の上に文字を置いてゆくという、一番時間のかかる作業が待っている。

イラストは描き直したいよなあ。

まあ、悪くないんだけど、もっとイイ絵も描けるはず。というのがその理由。

露出の多い品なので、ベストな状態で勝負したいぜ。

それから、英語教科書の補助教材というののカットの原稿がくる。

360枚くらいのカットなので、これを無事に納品すれば、陶芸釜が買えるという計算になる。単価バレバレだよなあ。笑。

ろくろも買えるかもな。(買わないと思うけど)

とりあえず、MAPを終わらせないと。

そんでもって、受験があるから、カットはその合間に少しずつ描くって感じだよなあ。一ぺんにはかけないもんなあ。

それだって、そんな仕事だって無い人の方が多いという現実に、この先、イラストレーター業界は一体どうなっちゃうんだろうと思わないわけにはゆかない。

お金を稼ぐって大変だよなあ。

オジャラよ。そんなところで粘らないで、WEB構築で億万長者になれよ。みたいなね。たははは。やりません。

人の金稼いであげてどーすんのよ。

ネットの仕事なんて、刹那的不毛な仕事だぜ。来年はどうなっているのか全く解らない。

そうして、ポートフォリオの構築は、まだイイアイディアが浮かばない。

先端芸術表現科のセンセイに、驚いていただかなくては。笑。

目指すところはそこなんだろうか?

とりあえず、新作の撮影をしないことには。

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